道の駅「竜遊」ー和歌山県田辺市龍神村
5時20分に煙樹海岸キャンプ場を出発して国道42号線を3㎞程走り、国道425号線に入って紀伊半島の中心部へ向かいました。 40㎞程走って6時32分に国道424号線と425号線の重複区間に有る道の駅「水の郷日高川竜遊」に到着。ここで20分程休憩をしてから、再度海岸線に戻る為に国道424号線の単独路線に入り、「みなべ」に向かいました。
道の駅を出発してすぐに雨が降り始めましたがまだ空は明るく、この時点ではまだ国道の写真を撮る余裕もありましたが、20分程で雨は本降りとなり、この後暗くなるまで一日中ずっと雨中走行となりました。
7時37分、みなべ町で国道42号線に出て海沿いを田辺に向かいました。白浜の手前の上冨田で国道311号線に入り、 熊野古道「中辺路(なかへち)」の途中にある「熊野古道館」のところで富田川を渡って国道371号線にはいり、ここで少し休憩をしてから紀伊半島南端の潮岬に向かいました。
国道371号線を走る事約43㎞、高尾山(942m)の手前で国道は終わっていました。その先は林道「木森平井線(玉の川林道)」です。
手持ちの地図では国道371号線は途中で「行き止り国道」となっており、林道を通って串本まで行けるのか判りません。 ちょうど郵便屋さんが通りかかりましたので尋ねてみると、なんとか串本までいけることが分かり一安心です。(^_^)
10時26分、林道を抜けて反対側の国道371号線へ復帰し、七川ダムを通過して11時28分に串本で国道42号線へ出ました。 串本から海沿いに東へ向かい、橋杭岩で記念写真を撮ったあと古座で県道38号線で再び山中に入り、那智の滝方行に向って走りました。
那智の滝をスルーして13時49分に国道42号線に戻り、新宮から国道168号線で紀伊半島の中心部に向かって走り、道の駅「瀞峡街道熊野川」で遅い昼食を摂ったあと、15時48分に十津川で国道425号線へ入りました。
国道425号線は深い谷に沿って走る狭いつづら折れの一車線で、雨で滑り易い上に急カーブが多いため、ほとんどローギヤーでの走行です。一年分のローギヤーを使った感じです。 おかげで十津川から龍神村へ出る僅か40㎞を走り抜けるのに2時間以上も掛かってしまいました。
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16時50分 国道425号線
奈良県吉野郡十津川村大字重里
深い谷の反対側に小さな集落がありました。
どうやってあそこへ行くのかな...?
17時30分、竜神村湯ノ又でやっと国道371号線へ出ました。雨の影響で辺りは既に薄暗く、そろそろ野宿の準備をしなければなりませんが、辺りは急な地形が多く、ここまでずっと野宿出来そうな場所を探しながら走って来たのですが、全く有りませんでした。 毎回紀伊半島を走るたびに思うのですが、紀伊半島は谷が深く、急峻な地形が多いために野宿できそうな場所はあまり多く無さそうです。
暗くなってからのキャンプ地探しはもう行き当たりばったりでは無理そうなので、緊急時のバックアッププランとして今朝方通り過ぎた道の駅「竜遊」に行ってみることにします。
1時間ほどで道の駅に到着しました。すでに売店は終了して戸締りされていましたが、幸いにも横にある休憩場はオープンスペースで、おまけに屋根も有ってここなら何とか雨はしのげそうです。 大阪ナンバーのカップルが立ち去った後は誰も居なくなりましたので、後から来る人の邪魔にならないように端っこのベンチの間に寝袋を広げて寝ることにしました。
はたから見ると少しみじめそうに見えるかもしれませんが、野宿をモットーとするオヤジにとって、屋根付きの場所で寝られるのはむしろラッキーなことなのです。
途中で買った夕食を食べて今日の走りは終わりました。雨の中を約13時間、407㎞走りました。
お疲れ様!\(^o^)/
数日後、家に帰ってこの時の写真を現像すると奇妙なものが写っていました。これはもしかすると...!
(写っていたものとは「出来事ー怖い話」に詳しく...。)