種まき権兵衛の里ー三重県北牟婁郡紀北町
昨日の豪雨もすこし収まって今は小雨が降っています。
4時59分に道の駅「竜遊」を出発して6㎞程走り、県道29号線と県道198号線を通って中辺路に行きました。この県道はきれいに整備されていて非常に快適でした。並みの国道よりも遥かに立派です。
約12㎞で国道371号線(国道311号線と重複)に到着しました。この辺りから昨日から降り続いていた雨もようやく上がり、かなり走り易くなりました。\(^o^)/
中辺路に着いてすぐに国道371号線に入って北へ向かい、もう一度龍神村まで戻って、左回りにグルリとループを描いて6時41分に再び中辺路の国道371号線へ戻って来ました。
中辺路から国道311号線で紀伊半島を東に横断して7時18分に本宮町に到着。ここで新・旧両方の国道を走ったあと、国道168号線に入って熊野川町へ行き、ここで国道169号線で北に向かい、8時00分に紀和町で国道311号線への分岐点に着きました。
8時41分国道42号線に到着。海沿いに5㎞程走って熊野市から国道311号線で尾鷲へ向かいましたが、この頃から再び雨が降り始めました。 防水のジャケットを着ているのでいちいちカッパを付ける手間はかかりませんが、やっぱり雨はうっとおしいいですね。(^^;)
20km程走ったところで突然国道311号線は行き止りになっていました。梶賀トンネルがまだ工事中でここから先へは行けません。 仕方がないので、写真だけ撮ってここでUターンをします。
熊野へ戻る途中、国道を横断する猿の群れに遭遇しました。ボスらしき一匹が群れが道路を渡り終えるまで辺りを警戒している様子が見えました。
野生のサルは少し怖いので、刺激しないようにスピードを落として慎重に通り過ぎました。
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9時46分
国道311号線 梶賀トンネル
三重県尾鷲市梶賀町
熊野に戻って国道42号線を北に向かい、国道309号線と国道169号線を通って下北山村へ行きました。
お昼少し前でしたが、ここに日帰り温泉の「きなりの湯」が有りましたので、雨で冷えた体を暖めてきました。
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11時33分
下北山温泉「きなりの湯」
奈良県吉野郡下北山村上池原282
少しトロッとしたお湯の天然温泉です。
料金は500円でした。
体力が回復したところで国道425号線を通って池原ダムまで行き、途中で買ってきたサンマ寿司を食べて昼食にしました。サンマ寿司は楽しみにしていたのですが、少しばかり期待はづれでちょっとガッカリ...。(;_;)
14時04分、尾鷲で国道42号線に出ました。 相変わらず雨が降っているので道の駅「海山」に行ってみましたが、残念ながらここは泊まれそうに有りません。その先の銚子川の橋の下も調べてみましたが、晴れていれば文句無く野宿できそうな場所も今日は大きな水溜りが有り河川敷のコンディションは最悪です。 とてもキャンプの出来る状態ではないので他を探すごとにします。
地図を見ると15㎞程先の古里海水浴場にキャンプ場のマークが有りましたので行ってみましたが、タダの海水浴場で特別な設備もないくせに料金がべらぼうに高くて(3,500円)まったくお話になりませんでした。
再度尾鷲の方向へ戻り、野宿の場所を探しながら銚子川の右岸を上流へ登っていくと「種まき権兵衛の里」がありました。 駐車場の脇に自販機や小さな売店が有って、その横に日本庭園や紀北町海山地区の民族資料を展示した「権兵衛屋敷」がありました。 辺りに全く人影も無く売店もお休みのようでしたので、売店の軒下を使わせてもらえないか職員さんにお願いしたところ、快くOKして頂きました。\(^o^)/
16時20分、売店の一番奥に寝袋を敷いて寝る準備が出来ました。このころになってようやく雨も上がりましたが、雨のおかげで今日は12時間掛かってたったの340㎞しか走れませんでした。
夜半に横の自販機に若者が数人集まって騒いでいたのが少しうるさかったのですが、屋根の下で雨の心配もなく安心して寝ることが出来ました。