クラッチレバーの改造

クラッチレバーが遠くて操作しずらかったけど、調整ナットの遊びを大きくしてガバガバの設定にするのは嫌なので、いままでレバーが遠いのを我慢して乗ってきましたが、 今回車両をいろいろ改造したついでにクラッチレバーの問題も対策することにしました。


社外品レバーへの交換も考えましたが、寸法関係の確認やら実際に付け替えてみるまでどれくらい改善できるのか結果が予測出来ないので、安易に投資をするのはやめました。 それに、調整式のレバーは高価な上にデザインが前衛過ぎて古いオフロード車には全く似合いそうもありません。


今回採用した方法はストッパーを追加するだけなので構造も簡単です。実際の作業も一日で完成しました。 やっぱり自分で作るのが一番手っ取り早く、コストゼロで自分にピッタリの物が出来ました。


クラッチレバー

アルミアングルを(左)の様に加工します。クラッチレバーに二か所ネジを切ります。アングルは手元にあったもので、板厚2ミリでネジは4ミリを使いました。

クラッチレバー

レバーにストッパーを取り付けるとこの様になります。参考のためにケーフルを繋いで有ります。

クラッチレバー

これまではレバーの位置が遠くて指が伸びた状態で半クラをしなければならず、長時間走行では指が痛くなってきました。

クラッチレバー

オリジナルより15~20ミリ手元に近づけることが出来ました。指が自然に伸びた状態でレバーを握ることが出来るので非常に操作がしやすくなりました。

クラッチレバー

ストッパーの取付穴を拡大して取付位置の自由度を高めてやれば、さらに調整幅は広く出来ます。

クラッチレバー

最後にダストカバーを被せれば、ストッパーは外からは全く見えません。

2022/4/27 ハンドガードを取り付けることにしたのですが、レバーに重なっているストッパーの板厚と取付ビスがじゃまになるので、ストッパーを作り変えることにしました。

クラッチレバー

この様な形のアルミのコマを作りました。
アルミから削り出すのは大変なので、粘土で型を取り、紫外線硬化樹脂で作るのが簡単だと思います。

クラッチレバー

(左)塗装前の仮装着です。レバーホルダーとレバーの間にはめ込みます。
(右)黒色塗装をしてレバーホルダーにはめ込み、タイラップで固定しました。

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