カーナビ取付

カーナビ

カーナビのホルダーです。下側は純正のホルダーと同じで二か所の爪でナビを保持します。上側はスプリングの付いた逆L型の金具で押さえる構造です。

カーナビ

ヘッドランプステーに固定したベースにホルダーをボルト締めし取付角度を可変としています。遮光フード(開閉式)はアルミ板を折り曲げて作りました。

カーナビ

カーナビはユピテルのYPL521です。5インチでTV無しを探しヤフオクで送料込み4,000円でした。このモデルを選んだ理由を下記に説明しておりますのでご覧ください。

カーナビ

太陽の角度は約80度くらいで2時の方向から日が差している時の状態です。なんとか画面は視認できますが屋外ではいろんなところから反射光が来るのでこれくらいは仕方ないですね。雨が降ったらビニール袋を被せます。

カーナビ

電源プラグはリヤフェンダーと一体で成形した特設のスペース(エアークリーナーボックスの後方)に100均で買ったビニールポーチ(写真右下)に入れて収納しています。上からサイドカバーで覆われますので濡れの心配はありません。

カーナビ

ナビ本体の電源スイッチは上面にあって走行中は操作できませんので、右側のハンドルスイッチをスズキTS200R用に交換して、ライトスイッチでナビ電源をON・OFF出来るようにしました。スイッチONでナビは自動的に立ち上がります。

カーナビ

2022/7/1 雨対策の追加:ビニール袋でも雨中走行は十分可能でしたが、ナビ設定の度にビニール袋の脱着をするのが面倒でした。 フロントスクリーンと遮光フードのおかげで飛んでくる雨は少量であることが分かりましたので、完全防水の必要は無さそうです。

カーナビ

CDケースを加工して、前面だけの簡易防水カバーを作りました。通常は左の写真のように上に跳ねあげ磁石で固定しています。 使用するときは下方にさげるだけです。固定用の磁石はカバー側に付いていますので、上下両方で固定力が働きます。


ユピテルYPL521に決めた理由

バイクに搭載するため、5インチ以下でワンセグ無しの安いカーナビを探していたところ、ヤフオクでユピテルのYPL521を見つけました。 購入の理由は値段が安かったことも有りますが、それ以外にルート設定と保存機能が私の使用目的にピッタリなので、最新の地図データーでは有りませんが迷わずこれを落札しました。

私の場合は、目的地に行くことよりもそこまでのルートが重要なので、一日のツーリングではかなり複雑なルートを走ります。この機種は1ルートで経由地を6ケ所まで設定出来る上、ルートも50件まで保存出来ますので、かなり複雑なルートでも何分割かすることで設定・保存ができます。

ツーリングに出かける前に自宅で全てのルートを準備します。カーナビのGPS機能をオフにすることで任意の場所を現在位置(出発位置)に設定し、数日分のルートを作成・保存しておきます。使うときは分割地点に到着する度に次のルートを「保存ルート」から呼び出して案内を続けさせます。

また、地図画面を表示中に車両側の電源(キー)でオフにすると、次に電源ONで立ち上げた時に自動的に地図画面を表示してくれます。立ち上がり時に安全運転の注意メッセージが出ますが、確認の「OK」ボタンもなく数秒で地図画面に変わります。 グローブをはめた手でいちいち画面を操作する必要がないので大変便利です。

以上に述べたような機能は多分他のカーナビにもあると思いますが、正直言って、色々なカーナビのスペックをいちいち調べるのが面倒なので、丁度目の前に来たYPL521がとりあえず私の条件を満たしていたのでこれに決めたというのが本当のところです。(^^)




2022/7/17

内部バッテリーの交換

製造されてから6~7年経っているので内部バッテリーはすっかりダメになって、満充電にして電源を入れても数秒でシャットダウンしてしまいます。 そのせいなのか、たびたび走行中に「間もなく自動で電源オフします。」というメッセージが出て、勝手に案内を終了してしまうので困っていました。

不具合の原因をいろいろと推理してみるのですが良く判りません。ネットで調べると同様の不具合が報告されていて、それによるとどうやらユピテルの設計基準(?)で、外部電源で使用する場合でも内部バッテリの正常動作が必須条件となっているようです。 言い換えるとバッテリーが上がったり不良な状態では車内でも使えないということらしいのです...(これは一種の設計ミスのような気がします)。

色々な原因を疑っていたのですが、もっとも有力な原因は内部バッテリーの劣化であるらしいことが判りましたのでバッテリーを交換することにします。また、この際に不具合の原因となりそうな項目はすべて潰しおいて、ともかく直りさえすれば「結果オーライ」にしようと思います。

■ナビの裏面にかなり熱くなる箇所があるので、熱がこもらなようにその背後の取付ブラケットに穴開け追加。
■DC電源ユニットの放熱対策の為に防水カバーを外して、風通しの良いカーバッテリー横に移動。
■振動による電源の接触不良が起きないように車両側の差し込みカプラーをロック機能付きに変更。
■ナビの内部バッテリーを新しいものに交換。



カーナビ

ネット通販で、温度検出用サーミスターの配線が付いているバッテリーで容量とサイズが同じようなものを探したところ、アマゾンにCorsairのゲーミングヘッドセット用のバッテリがあったのでこれを購入しました。
パッケージには:
"523450P Battery Replacement For Corsair H2100 HS70 Pro Void Pro RGB"とあります。
送料込みで1,999円でした。

オリジナル 3.7V 920mAh 3.40Wh 
交換バッテリー3.7V 1100mAh 4.07Wh


バッテリーの交換手順はネットの記事を参考に作業を行いました。 コネクターの形状(拡大写真参照)が違うのでオリジナル配線をハンダ付けで移植しました。 ナビにつないで電源を入れてみたところ、ナビは正常に起動してバッテリー残量も3/4位を示していましたので、ケースの蓋を閉め、ネジを元通りに締めて元の形に戻しました。 しばらく充電しておいたらインジケーターも満充電になりましたので、新しいバッテリは問題なく使えているようです。 最終的な評価は実車のテストを待ってから下すことにします。

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