キャブレター変更
ノーマルキャブです。加速ポンプ付きで、アクセルをあおると自動的に濃いガスが供給されます。チョークはハンドル手元のノブで操作します。
XR250R(ME06)用のキャブです。 チョークレバーはキャブ本体直結です。パリダカはタンクが大きいのでキャブが奥まっており、チョークレバーが非常に操作しづらいです。
オリジナルキャブのゴム類が経年劣化でボロボロになってしまい、修復するのが難しそうだったので、同じキャブ形式のXR250R(輸出仕様の市販レーサー)用に交換しました。 取付はポン付けです。インマニ側の口径がノーマルキャブより2ミリ程大きくなっていますが、ダクトとの接続は問題有りません。
ジェット類はXR250Rのままですとガスが濃すぎてレスポンスが悪く、特に高回転域でもたつくので、パイロットジェットを#40から#38に落とし、メインジェットも#125から#110に換えました。 その結果、低速高負荷の状態から急加速まで全ての領域でスロットルの付きが良くなり、回転の上昇も滑らかでエンジンのトルク感も増しました。 ちなみに、キャブ調整前は一般路での燃費が25.1km/Lでしたが、調整後は31.2km/L(1,600km走行)になりました。