湯の丸キャンプ場ー長野県東御市

湯の丸キャンプ場

利用2023年7月27日 ホンダXL250Rパリダカ
広いフリーサイトですが、場所により結構デコボコが有りますので、テントの張れる場所は限られます。車両の乗り入れは荷物の搬入以外は不可です。

湯の丸キャンプ場

湯の丸キャンプ場
長野県東御市湯の丸高原
標高約1800m、群馬県と長野県の県境近く。
湯ノ丸高原ホテルのフロントで受付をします。


4時30分、長岡運動広場を出発して県道472号線と23号線で今日最初の目標である国道352号線に入る為に山古志へ向かいました。 途中の自販機で水分補給をし、1時間ほど走って山古志で国道352号線に入りました。まず最初に鋸山の行き止りまで走ってくることにします。

国道352号線

登り始めてほんの1㎞ほどで隘路になり、通行注意の看板が現れました。ここからあと数百メートルで国道は終りになりますので、あまり無理をして引き返せなくなる前にここでUターンすることにしました。

 ←
 5時27分
 国道352号線
 新潟県長岡市山古志種苧原


Uターン地点から12km程国道352号線を下り、20分程で国道252号線に出ました。これを1㎞程西へ走ってすぐにまた国道291号線に向きを変え、小千谷駅前を通って昨日来た柏崎市安田の国道252号線との分岐点に向かいました。

5時50分、柏崎市大字安田で国道252号線との分岐点に到着しました。これで国道291号線は完走です。
安田からは昨日の走行ルートの繰り返しになります。国道252号線へ折り返してすぐにセブンイレブンが有りましたのでここで朝食にしました。

7時39分に昨日走った国道403号線の入り口を通過したのですが、この前後に二ケ所有る大きなトンネル通過にはかなり緊張しました。 と言うのは、これらのトンネルは照明が少なく、明るい場所から急に暗くなるので目の調節機能が追い付かず、突然前が見えなくなってかなり焦りました。太陽を正面に見て走っていたのでその明暗差は特に大きかったのですが、これはやはり少し年齢の影響が有るのかも知れません。(_ _;)

国道291号線

6時46分 国道291号線
新潟県長岡市小国町武石、安田の手前約7㎞。

国道252号線

8時06分 国道252号線
新潟県魚沼市明神下稲倉、中之条から約9㎞。


2023-7-27東北

中之条で国道117号線との重複区間を通り、そのあと再び国道252号線の単独路線を走って8時21分に魚沼で国道17号線に出1ました。 ここから沼田に向かいます。

道の駅「南魚沼」で水分補給と着替えをし、湯沢で給油をしたあと魚沼から100㎞程で10時53分に「みなかみ町須川」で県道53号線に入り口に着きました。

ここまでの国道17号線は極めて快調で、おかげで往路で走り損ねた苗場の国道353号線をまたもやウッカリと通り過ぎてしまいました。痛恨のミスです。(;_;)
...しかし、あとでこれが怪我の功名になることに...。

県道53号線を通って中之条で国道353号線に出ました。この国道353号線の四万川ダムまでの行き止り区間は、初日(7/23)に時間の余裕が有った時に既に走っておいたのでここをスルーしてすぐに国道145号線に出て、東吾妻町の郷原に向かいました。

郷原から県道58号線に入り大戸へ向かいました。大戸は初日に国道406号線を折り返した所で、今日はこれから残りの部分を走ります。

国道406号線


 12時06分
 国道406号線

 群馬県吾妻郡東吾妻町大字本宿
 初日に残しておいた未走行区間です。


12時28分、国道406号線を完走し、長野原で国道145号線に出ました。これで今回のミッションは全て完了です。 まだお昼を少し過ぎたばかりでかなり時間に余裕が出来ました。「ひょっとしたらこのまま高速を使って帰ればそれほど遅くならずに今日中に帰れるかもしれないなあ」、 漠然とそんなことを考えながら走っているうちに県道94号線を今日のキャンプ予定の湯の丸キャンプ場近くまで来てしまいました。

この時は、夏の午後の高速道路は出来るだけ避けた方が良いと言う事をすっかり失念していました。 夏場の山は雷雲が発生し易く、高速道路で夕立にあっても路肩にバイクを停めて雨具を着けたり出来ない恐れがあります。 このまま高速を利用して帰路に付けば、確実にこのリスクを冒すことになりあまり賢い判断とは言えません。 ボンヤリと今日中の帰宅の可能性を考えていたのは少し集中力が低下していたのかもしれません。

湯ノ丸高原には13時21分に到着しました。辺りにはいろいろな建物が立ち並び結構人で賑わっています。 キャンプ場の場所を聞くために近くのレストランに寄ると、すぐ先の湯ノ丸高原ホテルのフロントでキャンプの受付をしていると教えられました。さっそくホテルに行って受付をしました。料金は1,100円でした。 ちなみに、17時ぐらいまでならこのホテルの浴場が使用出来るそうです。

キャンプサイトはホテルから300メートル程離れており、かなり広いフリーサイトです。この日は小学生の団体で賑わっており、中央の条件の良い場所は既に団体さんで占領されていました。

湯の丸キャンプ場

バイク旅の先客が一人いましたので挨拶をかわし、荷物の運搬が楽なように駐車場に近いサイトの入り口付近に、出来るだけ平らな場所を選んでテントを張りました。

14時20分、テントの設営完了。これで泊まる準備は整いました。

さて夕飯ですが、ホテル横のレストランは14時で営業終了となり、他に食事の出来る店はここにはないそうなので、車で20分ぐらいのところに有ると言うコンビニに買い出しに行くことにします。


買い出しのために湯ノ丸高原の急坂を下りだしてすぐにヘルメットのバイザーに雨粒が落ちてきました。夕立の特徴の大きな雨粒です。とっさに判断してすぐに引き返すことにしました。

14時40分、出発して20分程でキャンプ場に戻り、バイクを置いてテントに入ったとたんに雷鳴と共に大粒の雨が降り出しました。間一髪でセーフです。 雨脚は、しっかりと防水加工をしたはずのタープから水滴が垂れてくる程の土砂降りです。夕立はその後数時間降り続きましたので、ホテルのお風呂を利用することはもちろん買い出しにも行けず、結局そのまま翌朝までテントから出ることは出来ませんでした。 時々稲光で外が明るく光るのをテントの布越しに見ながら、万が一に備えて常に携帯している非常食の羊羹とレーズンで夕飯代わりにしました。

「怪我の功名」 今日は昼過ぎにはミッションのすべてを完了して早めにキャンプ場に着きましたので、走行距離も313㎞といつもよりかなり少なめです。 しかしこのために危うく雷雨の直撃を避けることが出来ました。この幸運を呼んだのは苗場で国道353号線をミスった事です。このおかげで30分程到着が早くなりました。更には四万川ダムへ行く国道353号線を初日に走っておいたお陰で更に約70分の時間短縮が有りました。 これも大きな要因です。この二つの出来事のお陰で13時少し過ぎにはキャンプ場に着いて、14時には早々とテントの設営を済ます事が出来ました。 これらの出来事がなければ、時間的に完全にアウトでした。超ラッキー!!\(^o^)/


7月28日、最終日
いつものように3時に起床し、トイレに行くためにテントの外に出るともの凄い濃霧です。一寸先も見えないとはまさにこのことです!この様子では霧が晴れて安全に走れるようになるのは何時になるのか分かりません。今朝の出発はかなり遅れそうな予感がします。

懐中電灯で照らしながら歩いているのですが、あまりの濃霧に自分のテントを見失い、ウッカリ通り過ぎてかなり奥まで行ってしまいました。

5時11分、心配した霧は意外と早く消え、いつもより少し遅くなっただけで出発することが出来ました。 昨日湯ノ丸高原に着いた時に急に調子がおかしくなったボイスレコーダーの子機も今朝はなぜか直っており、ずっと不調だったカーナビを除いてそんなに今日の運勢は悪く無さそうです。(^^)

5時37分に東御市滋野で国道18号線に出て、2㎞程上田方面に走り立科へ行く県道40号線に入りました。 今日はこの県道40号線を南下して秦野市北山で国道152号線に出たいのですが、カーナビが故障しているのでうまく予定どうり走れるか判りません。

勘で走っていると県道標識が目まぐるしく変わり、県道81号線から県道166号線に変わったかと思うといきなり国道142号線に出てしまいました。 出来るだけ新規のルートを走りたいのですが、県道は道が複雑でカーナビ無しでは迷子になってしまいそうなのでしかたなく走り慣れた国道を通って帰ることにします。

マップ東北7-28

7時13分下諏訪で国道20号線に出ました。本当はここからも出来るだけ国道は通らず、木曽山脈と赤石山脈の間の伊那谷(伊那盆地)の県道と林道を抜けて帰りたかったのですが、手元の縮尺の粗い紙の地図では道が判りません。しかたがないのでこれも諦めることにします。

7時37分塩尻で国道19号線に入りました。この道はこれまでに延べ15回も走っていますので、ここからは目をつぶっても走れます。(^^;)  途中、道の駅「大桑」で休憩しただけで国道19号線を快調に走り、10時06分に中津川に到着しました。ここへ来たからにはせっかくですので国道363号線の未走行区間を走っていくことにします。

根ノ上高原に向けて国道363号線に入るとすぐに通行止めの看板が現れてそこから先へは進めなくなっていました。根ノ上高原通行不可としか書いてありませんので理由は不明です。 実は、この区間は過去に二回、2019年の8月と9月に挑戦していづれも通行止めで走れませんでした。あれから既に4年が経過しているのにいまだに工事をしているのでしょうか?

しかたがないのでまた国道19号線に引き返しましたが、国道19号線は交通量が多い上に市街地を通るために信号が多く、走っていても暑苦しいのでもっと涼しい道を通っていくことにします。 恵那から国道257号線に入って岩村で国道363号線に乗り継ぎ、すぐに県道33号線で道の駅「おばあちゃん市・山岡」に向かいました。 期待した通り山道は車の通行も少なく、風も涼しくて快適です。

道の駅

 ←
 11時01分
 道の駅「おばあちゃん市・山岡」に着きました。
 ここで少し早い昼食にしました。
 こじんまりとした道の駅で、産直の売店が有ります。
 直径24mの巨大水車は木造水車としては日本一です。


道の駅を出たあとは国道363号線に戻ってノンビリ帰るつもりでしたが、道の駅を出て直ぐの県道の分岐点で逆方向へ進入してしまい、40分以上も土岐市の駄知町をグルグルと走り回って柿野温泉でやっと国道363号線に出ることが出来ました。

瀬戸市で国道248号線に出てこれをを名古屋に向かって走り、すぐに県道210号線に別れて13時08分に無事我が家に到着しました。これにて5泊6日のツーリング終了です。お疲れ様!!!(^^)!

今日は8時間の走行で285㎞でした。


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