道の駅「とよとみ」ー山梨県中央市
5時34分、名古屋市内で国道153号線に入り、豊田市街を通り抜けて一時間ほどで足助町までやって来ました。 足助町から国道420号線で鳳来町まで行き、そこから国道257号線で新城まで行ってそこで国道151号線に乗り換え、7時59分に豊橋で国道1号線に到着。
豊橋から田原街道(国道259号線)を一旦渥美半島の付け根の大崎町まで走り、国道23号線の三河湾沿いの区間(豊橋バイパス)を10km程名古屋方面へ折り返して、そこから国道151号線に入り、大きく右回りに円を描くように豊川市まで戻ってそこから国道362号線に入りました。
豊川から浜名湖に向かって走っていると、9km程で愛知県と静岡県の県境の本坂トンネルに差し掛かりました。トンネルが有料でしたので旧道を通ることにして本坂峠に入り、峠を降りたところで三ヶ日町に出ました。
浜名湖の北をかすめ、天竜川を渡った少し先の道の駅「いっぷく処横川」で休憩をしました。
ここの道の駅「いっぷく処横川」は山の中なのにも関わらず、マグロ寿司が名物という一風変わった道の駅で、まだ時刻は10時でお昼には早かったのですが、せっかくなので握り寿司を1パック購入してお味を試してみることにしました。
正確な値段は忘れましたが、たしか千円チョットだったと思います。赤みのミナミマグロと少し白いビン長マグロが8貫入っていて、噂にたがわず味は最高でした。 こちらの本社が焼津でまぐろの卸専門店をやっている関係で、山の中でも新鮮なマグロ寿司が提供できるのだそうです
国道362号線を南アルプス赤石山脈の南麓を西から東へ横断し、11時位47分に大井川に到達しました。ここから国道362号線と国道473号線との重複区間が始まります。
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国道362号線と国道473号線の重複区間
静岡県周智郡春野町瀬居(現浜松市天竜区春野町)
大井川の対岸にはSL蒸気機関車が話題の大井川鉄道が走っており、それに沿うように上流の寸又峡方向へむかって15km程走って大井川を渡ると、国道362号線は大きく南へ向きを変えて駿河湾の静岡市へと向かいます。
静岡には13時4分に到着しました。そこから国道1号線で清水市まで行き、清水から国道52号線で富士山の西側を真直ぐに北に上がって、16時28分に韮崎市で国道20号線へ出ました。 ここから甲府市へ向かいましたが、国道20号線に出たあたりから雨がポツポツと落ちて来ました。
ガソリンスタンドで聞いた釜無川の公園を探しながら走りましたが、公園は見つからずとうとう甲府まで来てしまいました。しかたがないので、なんとか笛吹川の辺りでねぐらを探そうと思い、国道140号線に沿って笛吹川の河原のようすを探ってみますが、葦が一面に生い茂っていて野宿できそうな場所は有りません。 陽もだいぶ傾いてきておまけに天候も下り坂で怪しいので、通り掛かった道の駅「とよとみ」に戻って考えることにします。
すでに18時近くになっていましたので道の駅はもう閉店の戸締りを始めていましたが、思い切って店長さんに頼んでみると、表の日除けテントの下で寝させてもらうことが出来ました。 人の出入りする場所なので大げさにテントを張るのはやめて、今日は簡易シェルターで寝ることにします。
甲府で降った雨も直ぐに止み、寝場所も見つけることが出来てやれやれです。今日の走行は482km でした。
簡易シェルターの使用は今日が初めてでしたが、ゴアテックス製なので万が一雨が降っても中は濡れる心配が無く安心して眠ることが出来ました。 また、収納サイズも非常に小さいので、携帯してもあまり荷物になりません。