桜島の公園ー鹿児島県鹿児島市

桜島

利用1997年5月1日 スズキDR250RH
フェリー乗り場から6㎞程先の、県道26号線沿いに有る公園で野宿しました。(写真は借物です)

桜島

桜島「クロマツ親水公園」
鹿児島県鹿児島市桜島藤野町
(すぐ前に有ったAコープは移転したそうです。)


6時30分、昨日の雨は夕方にはひとまず止んだのですが夜中にまた雨音がしました。朝起きてテントの外に出てみると雨は降っては居ませんが濃い霧が出ています。 念のためカッパは着ていくことにします。

宮崎県道26号線

小野湖に沿って県道26号線を宮崎市に向かいました。曲がりくねった峠道で見通しが悪い上に霧が深いので慎重に走ります。


7時00分
宮崎県道26号線「陵南ダム」
<宮崎県小林市須木下田>


1997-5-1マップ

陵南ダムを過ぎてしばらく行くと大きな吊り橋が見えてきました、「綾の照葉大吊橋」です。
見ると、アスファルトの駐車場では大勢のライダーがテントを張っていました。 時間が早すぎて吊橋を渡ることは出来ませんでしたが、ここの駐車場も野宿場所としては結構使えそうな感じでした。

綾の照葉大吊橋

 7時25分
 宮崎県道26号線「綾の照葉大吊橋」
 <宮崎県東諸県郡綾町大字南俣>

「綾の照葉大吊橋」は綾町にある、高さ142m・全長250mの吊り橋で九州山地国定公園内を流れる本庄川の上に架けられており、橋の周辺には照葉樹(注記)の森が広がっています。 橋を渡った先には約2kmの自然遊歩道が整備されていて、豊かな森の中で森林浴を楽しみながら散策できます。(宮崎市HPより)

「照葉樹」:日本の常緑広葉樹を構成する植物の多くは、葉があまり大きくなく、表皮が発達して厚く光沢があり、冬の寒さに比較的強いのが特徴です。このような常緑広葉樹は、熱帯のそれと区別して「照葉樹林」と呼ばれています。


宮崎市街の手前で国道10号線を再び九州の内陸部へ向かって折り返えし、国道268号線との合流点に向かいました。 この宮崎市と高岡町までの僅か17㎞を走る為に1時間半以上掛けてわざわざここまでやって来ました。(^^;)

9時07分、国道10号線の未走行部分を走り終え、次の目的地に向けて高岡町から県道28号線に入って道南市に向かいました。 1時間ほど走ると道の駅「田野」が有りましたのでここで休憩をし、名物の「あく巻き」を食べて遅い朝食にしました。 この「あく巻き」は学生時代に九州の友人が土産に持って来た時に始めて食べてそのおいしさが忘れられず、九州に来たら是非もう一度食べたいと思っていました。

宮崎県道33号線

北郷町からひと気のないさみしい山道を更に40㎞程走って、11時24分に都城市に到着しました。



10時45分
宮崎県道33号線
<宮崎県日南市北郷町北河内>
北郷町から都城市へは1.5車線の狭い峠道が続きます。


都城市の中心部を通り、市役所の手前で今度は県道2号線に入って霧島町に向かいました。
日豊本線に沿って県道2号線を西に30㎞程走り、霧島町牧神から県道60号線に入ってここから北の「えびの高原」に向かい、 12時20分に国道223号線に到着。すぐ近くに霧島神宮がありましたので、せっかくなので寄って行くことにしました。

霧島神宮

霧島神宮 <鹿児島県霧島市霧島田口>

霧島神宮

境内の右手、推定樹齢800年の御神木。

朱塗りの社殿は色とりどりの装飾がなされ、神聖な雰囲気がただよう国内でも屈指のパワースポットです。
御祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひたかひこほのににぎのみこと)で、三種の神器と稲穂を授かり高千穂峰に降ったと伝えられています。


霧島神宮の参拝を終えて国道223号線で高原町まで行き、そこで国道221号線に入って13時41分にもう一度都城市へ戻って来ました。ここで今日二回目の給油(5.5ℓ)です。

都城市から今度は国道269号線を南に下り1時間ほどで大隅町に着きました。ここから鹿児島県道63号線で一旦錦江湾に向かって走り、福山町で国道504号線に入って大隅半島の中央にある鹿屋市に向かいます。

国道504号線


15時30分
国道504号線
<鹿児島県鹿屋市輝北町上百引>

福山町から鹿屋市へ向かっています。
走り易いフラットな二車線道路です。


鹿屋市で国道220号線に入り鹿児島湾沿いに走って桜島へ渡りました。

時刻はもう17時近くになり、そろそろキャンプ地を決めなくてはいけません。国道224号線(溶岩道路)を走りながらキャンプ地を探したのですがなかなか適当な場所が有りません。 鹿児島へのフェリー乗り場で給油(5ℓ)をして、県道26号線で桜島の北側をさらに先へ進むと、15分程で海岸にある小さな公園に着きました。 目の前にはスーパーマーケット(Aコープ桜島)があり、野宿するには絶好のロケーションなので今日はここに泊まることにします。

桜島
桜島

岸壁に腰を掛けてゆっくりと夕食を食べていると、ライダーが数人やってきて同じようにここに泊まっていきました。おそらく道路沿いの公園としてはここが桜島で唯一の場所ではないでしょうか。 後で調べてみると、どうやらここは「クロマツ親水公園」と言う場所のようです。(写真右は翌朝撤収の時のスナップです。海風が強烈でした。)


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