仲洞爺キャンプ場ー北海道有珠郡壮瞥町
6月5日、名古屋港から19時00分発の太平洋フェリー「きそ」に乗船して北海道に向かいました。
フェリーは、名古屋を出港して仙台まで約420マイル(約770㎞)を21時間40分かけて航海し、3時間ほど仙台港に寄港したのち、苫小牧までの約300マイル(約560㎞)を約15時間かけて航海します。トータル約37時間の船旅です。
今回のフェリーでは同じく北海道に向かうライダー2名と仲良くなりました。3人はお互い初対面でしたがいろいろと話が弾み、おかげで単調になりがちな船旅を楽しく過ごすことが出来ました。2人は行先も日程も決めずに完全なノープランで道内を回るとのことで自分とは全くツーリングスタイルが異なりますが、またどこかで出会うかもしれません。
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6月7日 10時33分
まもなく苫小牧港に入港します。
4度目の北海道です。
天候は快晴で気温は約21℃。
最高のツーリング日和になりそうです。
フェリーを下りたのが丁度お昼時でしたので、事前に調べておいた苫小牧「みなと市場」のマルトマ食堂で念願の海鮮丼を食べようと行ってみると、まだ11時を少し過ぎただけなのに店先には既に順番待ちの長蛇の列が出来ていました。 一見して相当長時間待たされそうな様子なので、残念ながら「海鮮丼」は諦めることにしました。(^^;)
みなと市場から国道36号線に出て直ぐにコンビニに立ち寄り、コンビニのパンで少しテンションの下がった昼食を済ませたあと隣接したGSで給油(17.5ℓ)をして室蘭に向かいました。
13時04分、最初の目的地の国道235号線(国道36号線と重複)に入り、それをJR母恋駅まで走ってそこで一旦国道を外れて母恋中央通を通って地球岬に行ってきました。
地球岬という名前は、アイヌ語で断崖を意味する「チケプ」に由来し、それが転訛して「チキウ」、そして「地球岬」と呼ばれるようになったそうです。「地球の丸さが分かるから地球岬」とは違いました。
地球岬を観光したあと再びJR母恋駅まで戻って、そこから道道699号線を通って白鳥大橋の手前で国道37号線に入り、室蘭港を渡って国道37号線の本線に戻りました。
室蘭から10分程で伊達に着き、道央自動車道の「伊達IC」の手前から道道145号線に入って昭和新山と有珠山の間を通り抜けて15分程で洞爺湖畔の壮瞥町に着きました。 途中、有珠山の絶景が見える絶好の撮影スポットが有ったのですがうっかり通り過ぎてしまいました。引き返すのも面倒なので次のチャンスが来るのを期待してそのまま走り続けたのですが、結局「次のシャッターチャンス」は訪れませんでした。 ツーリングで毎回思うのですが、やっぱりファーストチャンスは大事にしないといけませんね!(^^;)
洞爺湖畔沿いの道道132号線でキャンプ場に向かい、14時47分に「仲洞爺キャンプ場」に到着。受付を済ませて駐車場からリヤカーで荷物を運んでテントを設営して、先ずは温泉で汗を流すことにしました。
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15時55分
温泉「来夢人(キムンド)の家」
キャンプサイトからほんの数百メートル先にある入浴施設です。湯舟はまずまずの広さですがアメニティは何も有りません。「温泉」と言う名にだまされて何も持たずにタオル一本で入ったので、結局身体を洗うことも出来ずお湯に浸かっただけの入浴になりました。 入浴料900円と高額の割にはシャンプーひとつ無く、内容は町の銭湯レベルでした。
17時02分、キャンプ場の管理棟で北海道限定のインスタント焼きそばを買って食事の準備中です。
今日は初日ということで4時間ほどしか走っておらず、走行距離も僅か124㎞でした。ちなみに本日新規開拓した国道は9.6㎞でした。