ライダーハウス「ライムライト」ー函館市

ライダーハウス「ライムライト」

利用:2024年6月9日 ホンダXL205Rパリダカ
ライダーハウスですが、チャリダー・バックパッカーなども宿泊可能。寝具あり無料。女性専用部屋も有ります。 今回は28年ぶり、二度目の利用です。

ライダーハウス「ライムライト」

ライダーハウス「ライムライト」
<北海道函館市栄町5−1>
交差点の斜め向かい側にセブンイレブンがあります。市街地からも近いので観光にも便利です。


4時04分、スーパー銭湯「湯の箱こみち」を出発しました。 いつもより1時間ほど早い出発ですが、理由は簡単「節約」です。深夜料金は24時~4時までが700円で4時を過ぎると2000円になるので、追加料金が発生する前に出発したという訳です。

ライダーハウス「ライムライト」

まだ日の出前ですが辺りはもうかなり明るくなっておりライトの必要もない位です。

今日キャンプを予定していた「ニセコ」の天気予報が下り坂のため、昨夜急遽スケジュールを変更して今日は函館連泊にしましたので特に予定は何も有りません。

少し時間潰しをしてから予約したライダーハウスの「ライムライト」へ行くことにします。


気温約16℃、やはり北海道はまだ寒いのでフリースのシャツを着て出発しました。道道100号線で函館市街の北を通って函館湾で国道228号線に出て津軽海峡に沿いに走り、5時ちょうどに道道5号線に入りました。

道道5号線

5時09分 道道5号線
<北海道上磯郡木古内町字大川>

曇り空で少し前方はガスっています。この道を北に上がって松前半島を横断し、日本海沿いの国道228号線に出る予定です。

道路は片側一車線のなだらかな坂と緩いカーブの平坦な道で非常に走り易く、早朝とあって他に車の姿は全くないので快調に飛ばします。(^^)♪


45分程で檜山郡上ノ国町で国道228号線に出ました。ここから北の江差へ向かいます。
少し走ると左手に大きな帆船が見えてきました。

開陽丸

5時56分「江差港マリーナ」開陽丸記念館
<北海道檜山郡江差町姥神町1-10>

復元された開陽丸の内部は歴史館になっていて、入館料を払うと中を回ることができるそうです。また、甲板を歩いたり大砲体験なども有るそうで、資料だけでは分からない貴重な体験も出来そうです。

満載排水量2,590t 上甲板長:72.08m
最大幅:13.04m 深さ:7.20m
大最速力:約10ノット(汽走時)


江差町で国道228号線は終わり、ここから先は国道227号線に変わります。
開陽丸記念館から10分程走り江差町柳崎町で国道277号線との交差点に着ました。右折して函館に向かいます。

この国道277号線は昨日走ったばかりなので特別何も考えることなく淡々と走ります。函館の少し手前に差し掛かった辺りでリヤブレーキペダルの動きがおかしくなりました。 ペダルを踏んでも途中で何かに引っかかっている感じがします。何か面倒なトラブルでなければ良いのですが...。直ぐにバイクを停めて調べてみると、原因は、なんとエンジンハンガーボルトとブレーキペダルが干渉していました。

ハンガーボルト

7時04分 「国道277号線」
<北海道北斗市本町>

このナットが緩んで脱落し、ボルトが反対側に突き出してブレーキペダルと干渉。

幸いにも脱落したナットは車外に失われることなくアンダーガードの上に残ってしましたので、すぐにその場でナットを締め直して修理をすることが出来ました。


7時35分、修理を終えて再び走り始めましたが、エンジンのマウントボルトが緩むと言うのは一大事です。帰宅後マニュアルでも再確認しましたが、このハンガーボルトは重要部位にも関わらず単なるプレンワッシャーとフランジボルトによる組付けだけで何の「緩み止め」も有りません。この先安心して旅を続けるためには再発しないように何か手立てをする必要が有ります。

赤レンガ倉庫

函館市内に戻り、一旦電車通りを突き当りの函館ドックまで走ったあと函館山の展望台に登ろうとしたのですが、登山道は終日二輪車(自転車を含む)の通行が禁止されており行くことが出来ませんでした。(;_;)

8時44分 {赤レンガ倉庫群」
<北海道函館市末広町>


市内をあちらこちら適当に回りながら、最後にライダーハウスに行く前にホームセンター「イエローグローブ」に立ち寄ってマウントボルト用の10ミリのスプリングワッシャーを購入しました。

9時48分ライダーハウス「ライムライト」に到着。チェックインをして直ぐに買って来たスプリングワッシャーの組み込を行いました。これで何とか安心して旅が続けられるようになったのですが、一難去ってまた一難!今度はフロントタイヤに問題発生です。 タイヤの溝がすり減って場所によってはブロックが完全に無くなりスリックタイヤのようになっています。 出発前に一応タイヤの溝の点検はしてきたつもりですが、フロントタイヤは手で回してみることが出来ないのでこの局部的な摩耗を見落としていました。

ツーリングはまだ始まったばかりで、これではとても最終日まで安心して走ることが出来ません。特にウエット路面では簡単にスリップしてしまいそうで危険です。

フロントタイヤ

荷物をほどいて宿泊の準備をしたあと、電話で次に向かう札幌方面のバイクショップに何店かタイヤの在庫を問い合わせてみましたがどこも在庫が有りません。 それでも4軒目に電話した札幌市内のバイク用品店で何とか在庫を見つけることが出来たのですが、今度は交換作業の予約が3日後にしか取れないと言う別の問題が発生しました。

これでは大幅なスケジュール変更になってしまいます。その場で直ぐに結論を出すことが出来ませんでしたので、予約するか否か、いったん返事を保留にして明日改めて連絡することにして電話を切りました。

※丸印の部分はパターンが完全になくなり、溝の底まで接地しています。


タイヤ交換の結論が出ぬまま取りあえずお昼になりましたので、また近くのラッキーピエロ「十字街銀座店」に行って今度は人気No2の「ラッキーエッグバーガー」を食べてきました。これもなかなかの美味で、ソースたっぷりのジューシーな「手作りご当地バーガー」でした。

ラッキーピエロ

雨が降り出す前に明日に備えて近くのスタンドでガソリンを給油して、そのあと歩いて10分程の「函館ロイヤルホテル」に行って、そこの温泉「大森の湯」で疲れをほぐしました。そのあとついでに館内のコインランドリーで洗濯をしました。 乾燥に意外と時間が掛かりましたので終わったのが15時近くになってしまったのですが、案の定ホテルから帰る頃には本格的な雨が降り始めました。

今日すでに予備日を使ってしまいましたので、明日は雨が降っていても予定どうり「ニセコ」に向かうことにします。 だだ、宿泊は当初計画していた「ニセコキャンプ場黄金」ではなく、「ペトトル倶知安」と言うライダーハウスに泊まることにしました。 ここは「ライムライト」のオーナーが教えてくれたのですがまだ出来て間もないライダーハウスだそうで、そのせいか事前の計画段階ではその存在に気がつきませんでした。

ライムライト

「ライムライト」:ここは28年前にも一度利用したことが有りますが、現在は場所もオーナーも変わっていました。早朝出発するために奥に見える二段ベットを利用しましたが、別棟には談話室や普通のお部屋も有ります。 今日は函館近郊を少し走っただけでしたので走行は僅か170㎞でした。

夕食は教えてもらった近くの「たつみ食堂」に行き、ヒレカツ定食を頼みました。ボリューム一杯でご飯は食べきれませんでした。このお店は"10,000日連続無休営業"の記録を達成し、テレビ番組の"ナニコレ珍百景"にも取り上げられたそうです。


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