ゴアテックスグローブ ゴム手袋
グローブの雨対策です。

長い期間、雨用としてゴアテックス製のグローブ(写真左)を使用していました。 短時間であまり脱着しないのであればこのグローブで十分なのですが、ツーリングでは休憩や色々な場面で結構グローブの脱着があります。 グローブを脱着するときは、どうしても濡れた指先で袖口を摘ままなければなりません。その時に摘まんだ指先から手首の部分に雨水が伝わり、 そんな事を何度か繰り返しているうちに徐々に内側全体が湿ってきて脱着のたびに手にまとわりついてグローブをはめるのが嫌になります。

これはいくらゴアテックスのグローブと言えども避けようがありません。 対策としてはいかに雨の侵入を防ぎ、また濡れてしまった時のグローブの交換を容易にするかです。

たどり着いた結論は、作業用のビニール手袋とインナーグローブの組み合わせです(写真:右)。 ビニール手袋は裏地の無いシンプルな長い物を選びます。裏地が無いことで脱着時に手首部分からの雨水の侵入が減ります。 ビニール手袋もインナーグローブも安価でかさ張りませんので替えをたくさん用意して行くことが出来ます。 万が一インナーグローブを濡らしてしまった場合はためらわずに全部交換してしまえば良いのです。 正規のレイングローブのバックアップとして携帯しても役立ちます。

唯一の課題は寒さです。全体として薄いので保温性があまり有りません。場所と季節によっては指先が結構冷えてきます。 出来るだけ大きめのゴム手袋と厚手のインナーグローブや重ね履きで対処しますが、一番効果的なのはグリップヒーターです。 ハンドガードで風を遮ってやれば完璧です。

=戻る=