相棒のコマツ君です

倒木の運搬と整地のためにパワーショベルを買いました。もう昔ほど体力もありませんし一人作業ですので徹底的に機械力に頼ることにします。
農家で畑仕事に使われていた古いKOMATSU PC10-6です。名前を「コマツ君」となづけました。
撮影:2006年5月2日

記念すべき最初の作業風景です。
太さ約30センチ、長さ5メートル位の倒木を引き出しました。たっぷりと水分を含んでかなりの重量です。地面に下ろしたとたん荷重が抜けてコマツ君がガクッと後ろへのけぞりました。
撮影:2006年7月14日

仕事の無い時は山中でこの様にお休みしています。
キャビンには拾ったトラックの荷台シートを被せ、アームにはこれも拾った中古車販売会社の「激安販売」の垂れ幕を被せています。この垂れ幕は防水性、耐久性抜群の優れものです。
撮影:2009年10月10日

中央のシリンダーからオイルが漏れてきました。
量はまだほんのわずかですが、早めに修理しておくことにします。
油圧シリンダーを取り外すために、パイプでアームを支える矢倉を組んでいます。
撮影:2011年4月17日

矢印の箇所からオイルがにじんでいます。
ディーラーに持ち込んでオーバーホールをしてもらいましたが、修理費用は32,400円も掛かりました。
撮影:2011年4月17日

強引な操作をして左のゴムクローラを切ってしまいました。ディーラーに問い合わせたら1本10万円もするそうです。ビックリ!!!。
高い買い物なのでネットで慎重に販売店を選び、最終的にヤフーショッピングのHOPEというお店から送料込み51,000円で購入しました。

矢印部分が破断した箇所です。右上の拡大写真で判るように、半分ほどワイヤーもろとも断裂しています。
交換は一人作業でしたので大変でした。特に新しいクローラは80kgと重いうえに、硬くてなかなか言う事を聞いてくれません。
撮影:2014年11月14日

以前修理したシリンダーからまたオイルが漏れてきました。今度はアウタースリーブとキャップのネジ込み部からです。
ディーラーへ持ち込んで調べてもらったところ、内部のOリングに傷があり、前回のオーバーホールの組み付けミスのようなので、無償で修理してくれました。

最初はオイルが少しにじむ程度でしたが、そのうち何か黒いものが顔をのぞかせ、急速に大きくなり始めました。この黒いものはシリンダーの一番出口にあるダストシールの一部で、通常外からは全く見えないのですが、漏れた油圧を受けて隙間から押し出されてきたわけです。危うくオイルが噴水のように吹き出るところでした。
撮影:2014年12月7日

山小屋プロジェクトの中止により、コマツ君ともお別れすることになりました。
新しいオーナーさんのトレーラーに載せられて山から旅立って行くところです。(-_-)

撮影:2017年7月15日

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