■ 資材倉庫の建設風景
一番奥の柱と横梁です。
エンジンレベラーで水平に吊り、左右のホゾ穴に差し込みます。
2010年4月8日
スリングベルト(2ton用)を両側の柱に巻き、牽引力1トン用のレバーブロック2個で互いのベルト端を繋いで引き寄せます。
引き寄せ時に柱が回転しないように、2個のレバーブロックを均等に締めながらカケヤで柱の背中を叩いていきます。。
奥と中央の柱を立て、それぞれを横張で転結しました。
この状態は何も固定されていない立っているだけの不安定な状態ですが、重量が有るので意外とどっしりとしています、
2010年4月9日
奥の柱と前後方向のスジカイです。
このスジカイは上部を棟木に突き当てる構造としているので棟木よりも先に組み付けます。
2010年4月10日
人力では持ち上がらないのでコマツ君で吊り上げています。
左右のホゾを同時にはめ込むためエンジンレベラーで棟木を水平にしながら吊り上げます。
2001年5月2日
中央と入り口の柱を結ぶ横梁です。
中央の柱は既に奥の柱と連結されて動かせないため、梁の方をスライドさせて嵌めこみます。
支柱で支え、反対側(入口側)の柱を立てるまでこの状態(片持)を維持します。
2010年5月3日
中央の棟木です。
ここもやはりコマツ君の力を借りて組み立てています。
高さ的に、コマツ君が引き上げられるほぼ限界でした。
中央と入り口の棟木を上げてこれで小屋の骨格がほぼ出来上がりました。
2010年5月5日
一番奥の横方向スジカイです。
丸太のスジカイは篏合部の加工が複雑で面倒なので、途中で金属製の「火打ち」に変更しました。
2010年5月8日
市販の金属製スジカイ「火打ち」です。
柱の垂直を保つためにはそれなりに取り付け精度を要求されますが、面を加工して穴あけするだけなので丸太のスジカイよりは遥かに加工が楽です。
2010年5月15日
屋根の垂木とH鋼で作った天井クレーン用のレールを組付けました。
H鋼はかなり腐食してしましたが 、ちょっとした物を吊るすにはまだまだ十分使えそうです。購入すると結構高いので、1人で頑張って谷底から引き上げました。(^_^)
2010年6月7日
本格的な梅雨に入る前に何とか屋根を葺き、外側のポリカ波板も張ることが出来ました。
奥に約3畳(2.2mx2.4m)の中二階を造りました。重量物が置けるように床は20cmの丸太を80cm間隔で3本私、厚さ35mmの足場板を貼ってかなり頑丈に作っています。
2010年9月4日
物置小屋が完成しました。
梅雨時のお休みも含めて、完成までに4か月掛かりました。
中に運搬車を入れてみましたが、かなり余裕があります。
2010年9月5日
入り口のドアは3分割で、上部は全面はね上げ、下部は左右の観音開きとなっています。
写真では上部のはね上げドアは閉めた状態ですが、開ければコマツ君も入ることが出来ます。
入り口の横に水道(?)を引きました。
小屋の裏に200リットルの雨水タンクを設置し、家に有った古い水栓をつなげてチョットした泥汚れが洗えるようにしてみました。
2010年9月19日