林内作業車(改造運搬車)

ベースはコンマ製作所の運搬車「コンマキャリアCA-HD450」です。
改造コンバインとは違い運搬車専用設計なので足回りもしっかりとできています。
撮影:2009年3月12日

これに林内作業用のエンジンウインチと手動クレーンを搭載するためにフレームの補強を行いました。
追加フレームは50x50x2.3の角パイプで制作しています。

クレーンは吊り上げ能力500kg手動ウインチ付きの中国製です。
さすが中国製だけあって全体的に造りが雑で、フレームへの取付穴も寸法がバラバラなので現物合わせで行いました。

クレーン(重量約45kg)搭載によって後部荷重が増加したため、空車状態で登坂すると後方へひっくり返ってしまいますので、バランスを取るため前部に25kgのウエイトを追加しています。

荷台をエンジンウインチに乗せ換えると林内作業車に変身します。
ウインチはMEIHO(ワキタ)の5馬力付きで6mmのワイヤーロープを40m巻いています。
クレーンが付いていますので一人で荷台とウインチの交換ができます。

ワイヤードラムの上に搭載されているのはプロパンガスのボンベで作った丸太引き用の帽子です。
また、ワイヤードラム前方(上の写真)に見えるのは耐荷重1トンの滑車を利用して作ったロープガイド(フェアリード)です。

車体中央から右側は材木が搭載できるようにフラットにして、木材固定の為のアオリ(柱)を四隅に設けています。
この写真は太さ約30cm、長さ約5メートルの丸太を2本運んでいるところです。
撮影:2009年5月10日

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