■運搬車の製作
クボタのハーベスタの脱穀部分を取り外したものです。
一年程この状態で使用していましたが、前後のバランスが悪いのと荷台が狭いので改造することにしました。
撮影:2009年10月12日
適当に木で荷台を作っていましたのでクローラの内側にしか物を載せる事が出来ません。荷台を高くして搭載面積が広くなるように新しいフレームを溶接しました。
赤さび色の錆止め塗料のぬられた部分が新しく追加されたフレームです。
撮影:2010年11月11日
荷台には9mmの縞鋼板を張りつけました。寸法は巾930mm、長さ830mm(右1220mm)です。
この鋼板は近所のガレージに捨ててあったのを頂いてきたので、原価ゼロです。犬の散歩中に見つけました。
撮影:2010年12月11日
ついでに操作レバーも改造しました。
オリジナルのグリップ式では片手運転が出来ないので、ハンドレバー式に変更しています。
改造後です。
左右のレバーを手前に引くと、それぞれの側の駆動クラッチが切れ、方向転換します。
重量物を積んでの方向転換は片手で車体を押さなければならないので、これで運転が楽になりました。
一年半ほど上の写真の状態で使用していましたが、石の運搬をする為に改造することにしました。
エンジンをシバウラGED25R-2(7HP)からクボタGN185-EJ(5HP)に載せ替えました。
出力軸の回転が逆なので、エンジンの搭載位置も左から右へ変更しています。
撮影:2012年5月31日
鋼板の荷台では運搬するときに石が安定しないので、木製のデッキに変更しました。
木製にしたことで、エンジンの変更と合わせてトータルで約70kgの減量になりました。
撮影:2012年6月5日
坂道で駐車出来るようにパーキングブレーキを追加しました。
駆動軸を直接ロックしたいところですが、改造が難しいので、変速機のプーリーにブレーキを付けています。
従ってギヤーがニュートラルでは停車できません。
パーキングブレーキは自転車用のサーボブレーキを流用しています。
制動ドラムは、上の写真の様に変速機のプーリーにボルト締めされています。
各操作レバーの配置です。
赤いレバーがパーキングブレーキで、手前(写真の右方向)に引くとブレーキがロックされます。
撮影:2012年6月5日