■基地入り口に橋を架ける
橋中央部の橋脚を建てるために川底に砕石を入れ、タンピングランマーで転圧します。
撮影:2013年10月13日
ユンボで石を吊るして積み上げていきます。。
石組みは事前に平地で仮組みしてありますので、ここでは倒れないように注意して積み上げていくだけです。
撮影:2013年11月2日
内部の鉄筋です。
背後は3cm厚のコンクリート板を縦に重ねて、型枠兼橋脚の一部にします。
撮影:2013年11月8日
コンクリート打ちが済みました。
高さ1mx幅2mx奥行き60cm
正面は石組みです。
ハッキリ言って石組みの必要性は全く無かったのですが、計画時の思い込みでなんとなく石垣になってしまいました。(^^;)
撮影:2013年11月16日
雪でしばらくお休みした後、4月に第1橋脚の工事を始めました。ベース部分のコンクリート打ちをしています。
ここは土の層の下に花崗岩が風化したような硬い岩盤があり、掘るのに時間が掛かりました。
撮影:2014年5月8日
ベースのコンクリートが固まったので、上部の鉄筋を組んでいます。
第2橋脚を基準に寸法を測定し、アングルを設置してアンカーボルトを仮止めします。
撮影:2014年5月17日
型枠を組んでコンクリートを流し込みました。
完成した第1橋脚です。
右が山側です。
撮影:2014年6月8日
橋脚の大部分は埋め戻した土の下になっています。
背後のコンクリート板の上端が橋に渡り板を置いた時の高さになります。
撮影:2014年6月14日
林道側の基礎工事です。
コマツ君が停車している所が林道の接続部です。
撮影:2014年6月15日
林道側の橋脚二ケ所は現物合わせなので、鉄骨を仮組してそこから寸法を取ります。
鉄骨の組み立てとベースの建設に3か月掛かりました。
撮影:2014年9月15日
仮組した鉄骨を基準にして橋脚を造っています。
撮影:2014年10月8日
完成した第3・4橋脚です。
すべての鉄骨もボルト締めされました。
撮影:2014年11月22日
土が崩れるのを防ぐため、5cm厚のコンクリートで土留めを造り、鉄骨と林道の接合部には特製のコンクリートブロックを置いて運搬車のクローラーの荷重に備えます。
撮影:2014年12月7日
もう雪が降る様になりましたので橋の仕上は来春にして、橋脚廻りの整地をしておきます。
集めて来た丸太でやぐらを組んで土留めを造ります。
撮影:2014年12月13日
病気治療(山小屋制作日記「第35.36章」)のため長期お休みをしていましたが、1年半ぶりの工事再開です。
ただし「再開」と言っても、山小屋プロジェクトは中止が決定したため、実際は撤退作戦です。
撮影:2016年5月1日
当初、橋の上面は製材した丸太を敷き詰める計画で、そのための丸太も大量に用意したのですが、先々のメンテナンスの事を考えて、耐久性のある樹脂パレットを敷くことにしました。
パレットの取付けボルト用の穴を、自作したコアドリルであけています。
穴開けが全て完了し、錆止め塗料を新たに塗り直しました。
撮影:2016年5月15日
モスグリーンの塗料で上塗りしたあと、1100x900の重量用プラスティックパレットを5枚置きました。
Φ16mmのボルト4本で固定しています。
撮影:2016年6月11日
クローラーの摩擦でパレットが摩耗しないように、厚さ3cmのコンクリート板を敷きました。
これで、敷板の耐久性の問題はほぼなくなりましたので、あとは鉄骨の塗り替えを定期的にするだけです。
撮影:2016年8月27日、最初の鍬入れから完成まで2年10ヶ月掛かりました。