■通勤用3輪車の製作
モンキーを改造するためにヤフオクで入手した中華バギーの不動車です。
これのリヤ周りをモンキーに移植しようと思います。
取り外した中華バギーのリヤアクスルです。
ちなみに、取り外して不要になった他の部品は、再度ヤフオクで売却しましたので、改造費はトータルで3,210円になりました。
分解した中華バギーのスイングアームです。
モンキーのスイングアームです。
これに中華バギーのリヤアクスルをドッキングさせます。
合体するとこの様になりました。
モンキーのスイングアームの前半部に中華バギーのスイングアームの後半部を溶接しています。
連結している角チューブは長さを合わせる為に新しく造り変えています。
左が新しい組み合わせで、ギヤ比はオリジナルのほぼ倍になりました。リヤスプロケットはエイプ50の45Tです。
右が中華バギーのオリジナルです。
中華バギーのハブ(左)にエイプ50のスプロケットを取り付けるためのインロー調整用アダプター(右)を追加します。
アダプターを組み付けるとこの様になります。
中国製ハブのスプロケット取り付け穴に注目して下さい。(上の写真)
4か所のボルト穴がバラバラなのが目視でも分かります。
なので、スプロケット側の穴は現物合わせで加工します。
リヤサスはアクスル側の支点が一か所しか確保できませんのでモノショックになりました。
車体側にブラケットを新設して、手元に有ったカヤバのガスショックを取り付けました。
ブレーキはドラムからディスクに代わりますので、CRM250のマスターシリンダーとGSX400のリザーバータンクで組み上げました。
いずれも手元にあったものを使用しましたので、部品代はゼロです。
ディスクブレーキに対応するため、マスターシリンダーとブレーキペダルの間にリンクを新設しています。
ブレーキペダルの途中にブラケットを追加してそこにノーマルを改造したブレーキロッドを接続し、マスターシリンダー用のリンクを操作します。
急坂での駐車を想定して、パーキングブレーキを追加しました。
ブレーキペダルを踏んだ状態で矢印方向にレバーを押すと、レバーの先端がリンクの戻りを妨げ(赤丸内)ブレーキがロックされます。
再度ブレーキペダルを踏み込めばスプリングの力で自動的に解除されます。
キイはシート下に移設しました。
改造後です。
公道は走りませんので、保安部品は何も付いていません。
フロントに買い物かごを取付け、リヤには中華バギーから取り外したキャリヤーを移植しました。
走りは...?
本文「第25章 林内通勤バイク」をご覧ください。(^^)