16 運搬車の改造
また近くの山で間伐が始まりました。こんなチャンスを見逃してはなりません。さっそく地主さんの承諾を得て間伐材を頂くことにしました。 森林組合の作業員の方にお願いして、通常は2メートル程の長さでぶつ切りにしてしまうところを長め(4メートル以上)に間伐材を残してもらいます。 伐採された間伐材が辺り一面に横たわっています。 作業は上からの引き下ろしになりますが、かなり急な斜面ですのでケガをしない様に慎重な作業が必要です。 こんどの間伐材は結構太くて直径20cm以上もあり、ウインチで引き出すことは出来ても運搬車に乗せるのが大変です。そこで手動のクレーンを追加することにしました。ついでにフレームの補強もしておくことにします。 山から自宅へ運搬車を運び、さっそく庭先で改造作業の開始です。少々オーバークオリティー気味ですが、手持ちに肉厚3.2ミリの50ミリ角パイプがあったのでこれをフレーム材料に使うことにしました。
オリジナルのフレームと補強用フレームをエンジンウエルダーで溶接していきます。クレーンの取り付けは脱着を考慮して12ミリのボルト締めです。 フレーム同士の肉厚が違うのと接合箇所が奥まって作業が少しやりづらかったのですが、かなりガッチリと溶接ができました。これで運搬中に少々丸太が暴れてもフレームは捩じれないはずです。 ヤフオクで購入した中国製の手動クレーンを、改造フレームの上に取り付けているところです。 作業の詳細は、いろいろ写真集の「自作(改造)林内作業車」に紹介しております。 クレーンを搭載したため荷台は100ミリ程前方へ移動させました。これに伴いダンプ用のヒンジも支点が変わるので作り替えです。また、クレーンの追加で後方に重量が偏りこのままでは登坂時に後ろへひっくり返ってしまうので荷台前方に30kgのウエイトを載せました。 |
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