2019/04/19
さあ!いよいよ現役復帰作業の開始です。
パリダカ君を好みのツーリングマシンにするために、フレームの再塗装を始めいろいろな改造を加えてレストア作業はいったんは完了していたのですが、 丁度そのころ、仕事をやめて自由人の仲間入りをして山小屋プロジェクトの方へ生活の軸足が移ってしまい、パリダカ君はそのまま長い間ガレージの奥にしまい込まれてしまいました。
取りあえず外観的には異状は無さそうですが、レストア時に新品のピレリーMT40に履き替えた前後のタイヤはサイドがひび割れ、ゴムは完全に油分が抜けてさすがにもう寿命が尽きていました。 まづはタイヤを交換して走れる状態にしなくてはなりません。走りはほぼオン寄りなので、IRCのGP110に履き替えました。恐らく他のゴム部品もかなり経年劣化していると思われます。
いよいよエンジンの始動です。タンクに燃料を入れ数回キックをすると、思っていたより素直に目覚めてくれました。 しかしながら、最後にエンジンに火を入れたのは改造作業前の実に20年前のことなので、これから安心してツーリングに出かけるためにはしっかりとチェックをして、完全に不具合が無いか確認しなくてはいけません。 慎重に様子を見ながら少しづつコンディションを整えていくことにします。