取りあえず走行テストは合格か?
2019/08/18 少し距離を伸ばして約300km程連続走行テストに行ってきました。 ドライブシャフトからのオイル漏れは極微量となり、アンダーガードに僅かに垂れるだけです。オイルレベルゲージでエンジン内のオイル量をチェックしても全く変化は判りません。
ロッカーアームシャフトからは相変わらずオイルが滲んできますが、僅かにシミのようになるだけなので、とりあえずこのまま様子を見ることにします。 そのほか、エンジン以外ではヘッドライトの光軸、ブレーキの遊び、各操作部位のポジション調整を行い、少しずつ完成形にむけて作業を進めています。
2019/09/19 今日は更に距離を伸ばして、ツーリングの予行演習を兼ねて泊まり掛けで長距離テストに行ってきました。
通常の走行状態では、エンジンや車体に特に気になるような点は無く、順調にドライブを楽しむ事が出来ましたが、 発進や加速などでアクセルを大きく急激に開けた時に少しエンジンの回転のツキが悪く、もたついた様な感じがする時がありました。 キャブのセッティングが出来ていないようなので調整が必要です。
2019/10/9 以前から気になっていた、比較的アクセル開度が大きい時のエンジンのもたつき感の再現確認をするため、今回は高速を使ったテストをすることにしました。
平坦部では特に異常は感じられず、制限速度の80km/hで快調に走り続ける事が出来ましたが、山間部に入り登坂区間で加速のためにアクセルを大きく開いた時に明らかに回転がもたつき始め、 「ボボ、ボボ、ボボ」とくぐもった様な感じで全く回転が上がらなくなりました。アクセルを戻すと正常なフィーリングに戻ります。
普段の市街地走行では回転のツキも良く、プラグの焼け具合も良好です。どうもメインジェットが主役になる辺りで問題が起きている様で、多分混合気が濃過ぎるような気がします。 今はどうしようもないのでこのまま慎重に旅を続け、帰宅したらすぐにキャブのセッティングをすることにします。
今回の旅ではドライブシャフトからのオイル漏れはほぼ無くなりました。どうゆう訳かシールが落ち着いてきたようです。 逆にロッカーアームシャフトからのオイル漏れが急にひどくなり、信号待ちでは排気管にまで垂れたオイルが白煙を上げ、ビックリしました。 もうほってはおけないような状態なので、すぐに修理を行いたいと思います。
これまでのおおよそ1,000kmを超える走行テストで大きな問題はほぼ出尽くしたと思われますので、それらを対策してやれば連泊での長距離ツーリングもどうやら心配無さそうです。