2022/05
XL250Rパリダカ君と東北ツーリング
コロナ禍で長期間自粛生活を強いられてきましたが、そろそろおやじの賞味期限も残り少なくなってきて少し焦りを感じ始めたのと、 新型コロナ対策が「自粛から自衛」へと次の「ウィズコロナ」のステージに移って外出することへの罪悪感が薄まってきたこともあって、思い切って二年越しの計画を実行に移すことにしました。
「全国の国道制覇プロジェクト」の達成率は現在94%で、残りの部分を走破するにはまだまだ時間が掛かりそうですが、 とにかくおやじに残されている時間も残り少なってその貴重な二年間を無駄にしてしまいましたので、今回はどこへも寄らずに徹底的に走りに徹し、出来るだけ効率よく廻れるような計画をします。
ツーリングの日程を決める際に重要なのは一日の移動距離です。若いころの記録をたどってみると、一日平均で約12時間、430km程走っていますが、さすがにこの数値はもう使えないでしょう。 少しペースを落として計画をすることにします。
未走行国道(赤線)を地図上にプロットして最も効率的なルートを計画してみた結果、最低でも往復で6日間必要と言う結果になりました。早速詳細を計画します。
出発の時期としては、出来るだけ混雑は避けたいのでゴールデンウイークが過ぎた後にしようと思います。
6日間の訪問先と日本気象協会の出している2週間予報をマトリックスにして、雨に遭遇する確率が最も少ないタイミングを見計らいます。
予報が日々変わるのと2週間先の予報精度の問題は有りますがなるべく雨中走行は避けたいので、毎日天気予報を更新しながらタイミングを計るのですがどうしても雨は避けられない様です。 若い頃は雨の中でも平気で野宿をしていましたが今はそんな冒険心は有りませんので、雨に有ったらすぐに民宿などに逃げ込めるようにあらかじめ宿泊先候補もリストアップしておくことにします。
1日目:5月19日 4時53分 晴
初日は最初から長距離の高速走行となりました。二年前のお泊りツーリング時にパリダカ君の高速テストはしてあるのですが、 その時の走行距離は連続して60km程しか走っておらず、今日は一気にその5倍以上の距離を走ることになります。 高速道路では何か故障をおこしてもすぐに路肩で修理するわけにはいかないので若干不安があります。 おまけにキャブのメインジェット径を先回の走行テストから更に細くしたのですが、まだ結果を確認していないのでシリンダー温度や油温への影響確認もぶっつけ本番になりました。
250ccの旧車なのとまだ100%完全にレストアされたと言う確信がないので、あまり無理をしないで制限速度を守っておとなしく走ることにします。 交通の流れを乱さないように、比較的定速走行することの多い大型貨物自動車の後ろについて距離を一定に保ちながらゆっくりと走りますが、今のところ何も問題は無さそうです。
バイクに付けている温度計によると気温は約15℃を示しています(どうも4~5℃高めに表示される様な気がします)。 上体はライディングスーツの下にヒートテックを着込んでいるので寒くはないのですが、ノーマルのグローブではハンドルを握る手がすこしかじかんできました。 こんな時の為に一応グリップヒーターは装着しているのですが、うっかりして回路の導通試験のみで、走行時に他の機器を使用しながら更に電力消費を増やしても問題ないのか一度もテストをしていませんでした。 今スイッチをいれて走行中にヒューズ切れでエンストでもしたら一大事です。念のためにPAに入りバイクを止めてからテストをしましたが、電圧計の数値が若干(0.3V程度)下がっただけで他の機器と同時にグリップヒーターを使用しても大丈夫でした。
4時間半の単調な高速走行(実は結構緊張して走ってたりして(^^))が終わり、9時36分に東名川崎ICを出て国道246号線にはいりました。 いつも車ではETCでノンストップなので久しぶりの現金払いです。初めて知ったのですが、今はクレジットカードが使えるんですね!おやじはだいぶ時代に取り残されてしまっているようです。(^^;)
溝の口で国道409号線へ入り羽田空港を目指します。ここからが未走行区間になり、新しい記録が追加されることになります。 空港へは多摩川スカイブリッジを渡って入りました。 国道357号(東京湾岸道路)は途中羽田空港の物流トラックで大渋滞が発生していたのと羽田空港の整備地区でミスコースをしてしまい、走り終わるのにかなり時間がかかりました。 また船橋まで行く予定が出口を間違えて手前の市川で降りてしまい、計画ルートに戻るのにかなり苦労しました。以前からカーナビの調子がおかしかったのですが、案の定、東名に入って1時間ほどでダウンしてしまい、そのご川崎で一旦復活したもののここへきてまたまた調子がおかしくなってしまいました。 「間もなく自動で電源OFFします」というメッセージが表示され、勝手に終了してしまうのです。この症状は以前から度々おこっていたのですが結局原因が分からずそのままになっていました。
ナビの調子が良くないのもありますが、ナビ画面は小さくて見にくい上に少しでもルートを外れると勝手にリルートするので計画ルートが判らなくなってしまいます。 全国国道制覇の為に特殊な走り方をしていますので計画ルートはきっちりと守る必要が有ります。 そこで今回は特別に新しい道具「ルートマップ」を作ってきました。交差点などでちょっと停まった時でも走行予定ルートが一目で確認できる優れモノです。(^^)♪
地図は一目で解るように走行予定ルートと国道名を赤で強調しています。大きさはB6です。(画像は千葉県の予定ルートです)
防水のために100均の硬質カードケースに入れ、差込口をビニールテープで塞ぎます。
ハンドルポストに付けた地図ホルダー(これも100均の材料で作成)は可倒式で、通常はメーターの視認を妨げないようにこの様に立てておきます。磁石で固定していますのでガタつくことは有りません。
船橋からは国道296号線で佐倉方面へ向かいましたが、道中のほとんどが市街地を通る片側一車線の生活道路で、通勤時間の過ぎた平日でありながら車の量が非常に多くてどこもかしこもノロノロ運転です。 これには全くうんざりしました。千葉県には何度も来ているのですが、毎回の様にノロノロ運転に遭遇します。千葉県民の皆さんには申し訳ないのですが、正直もうあまり千葉は走りたくありません。(ー.ー)すみません!
酒々井から千葉までの国道51号線はそれほどひどい渋滞は有りませんでしたが、次に入った国道16号線は複数車線の1級国道でありながら、やはり市街地では渋滞が多発して大幅に時間をロスしてしまいました。 時刻はもう午後3時半です。このままのペースでは予定しているキャンプ地に到着するころにはすっかり暗くなってしまいます。 仕方がないので柏に到着する1km程手前で意を決して計画を変更し、予定していた国道6号線の松戸行きを断念してここでUターンをして成田へ向かうことにしました。多分ここへ来ることはもう二度とないと思いますので、残念ながらキャンセルした予定ルートはずっと未走行路線のまま残ることになります。(地図青線部分)
10km程逆戻りして船橋市の小室町で国道464号線に入り成田を目指しました。ここは制限速度が70km/hで高速道路並みの国道です。快調に飛ばして30分程で国道51号線に出ることができました。
予定していた「坂田ヶ池総合公園」には16時50分に到着。早速管理事務所に行ってキャンプサイトの申し込みをしたのですが窓口のおばさんが何故かすごく無愛想です。
翌日は早朝に出発したいと伝えると、けんもほろろに「8時以降にして下さい」と拒絶されてしまいました。
この公園は入り口に頑丈なゲートが有り、利用時間が過ぎると閉じられてしまい車両の出入りが出来ません。
おやじの計画では5時には出発したいので、これではすべてのスケジュールが狂ってしまいます。これには参りましたが、その時横から常駐の管理人さんが助け舟を出してくれました。事務所の横の建物に寝泊りしているので朝そこへ来てくれればゲートを開けてくれとの事...。
管理人さんは人の良さそうなおやじと同年代位のオジサンで、多分おやじと同じ様に朝は早いのかも??
ともあれ助かりました。
後で管理人さんと話をする機会が有ったのですが、受付のおばさんが無愛想だった理由はどうも受付時間(16:30まで)を過ぎてからおやじが来たためらしいのです。
おやじが来たときにたまたままだ居たので、仕方なく受付たという次第だったようです。
もし、柏の手前でUターンして計画変更をしなかったら時間的に間に合わず完全にアウトになるところでした。
今のおやじは若いころと違って野生の本能がほとんど無くなってしまっていますので、暗くなってから別の野宿場所を探すのは至難の業です。(^^;)
今日の走行:11時間57分、518.5km
高速を321.6km走っていますので一般道は196.9kmです。計算すると一般道の平均速度は27.2km/hとなり、これまでの記録(関東・甲信越:33.3km/h)と比較すると今日はかなりノロノロ運転が多かったことが判ります。
キャンプサイトはかなり広くてほぼ全面草地です。今日は平日ですが奥の方に10組ほどキャンパーが居ました。
この場所は少し地面が固いのですが、明朝出発しやすいようにキャンプサイトの入り口横にテントを張りました。
2日目:5月20日 5時16分 曇り
空はどんよりと曇っていますが、出かける前の天気予報では今日は大丈夫そうです。管理人のオジサンにゲートを開けてもらったので早朝出発することが出来ました。 キャンプ場から国道408号線へ出て、すぐに国道51号線に乗り換えて香取市の佐原へ向かいます。 後から気付いたのですが、国道51号線へ出たところに成田空港への専用取り付け路の国道295号線の入り口が有ったのですが、旅程を計画するときに全くマークされておらず、目の前まで来ていながらスルーしてしまいました。痛恨のミスです。ここも永遠の未走行区間になりそうです。
佐原には6時01分に到着しました。ここから未走行区間の国道125号線へ入ります。 霞ケ浦に沿って土浦方面へ進み、国道6号線を過ぎたところでルートは国道345号線へ変わります。「つくば」で国道408号線の落穂拾い(短い未走行区間を落穂拾いの様に細かく拾って走ること)をして常総へ向かいます。この辺りがつくばの学園都市なのでしょうか?綺麗に手入れされた街路樹の奥に洗練されたデザインの建物が建ち並び、なにやらアカデミックな雰囲気を漂わせています。
常総で国道294号線へ入り1時間ほどで築西に着きました。ここからは国道50号線で水戸へ向かいます。50号線の未走行区間は途中の笠間までで、その先の水戸から東海村までは既に走行済みです。なので、笠間を過ぎてからのコースに特に制約は無く、最短コースを選んで自由に走って良いのですが、 結局、判り易い水戸市街をまっすぐ抜けるルートで海まで行き、そこから国道245号線(これは走行済み)で北へ向かって東海村役場を少し過ぎたあたりで国道293号線へ入りました。ここから常陸大宮までの約22kmが未走行区間になります。これが終わるとまた走行済区間になりますのでこの22kmを走るために約70kmの遠回りをしているわけです。 全国の国道制覇プロジェクトも終盤に近付くとこの様な効率の悪いコースが多くなり、今回の計画でも新規路線の割合は50パーセント以下です。
常陸大宮で国道118号線へ入り、途中の道の駅「常陸大宮」で昼食をして太子町の袋田へ向かいました。道の駅では自転車で日本一周中という同じような年代のオジサンに会いました。一周中と言ってもまだ2日目だそうで、大変なのはこれからです。この先もくじけずに目標を達成できればいいですね...ガンバレー。\(^o^)/。
袋田からは国道461号線になります。今回はひたすら走りに徹っしていますので、日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」もスルーして次の国道349号線を目指します。地図上では二つの国道は繋がっているのですが、パリダカ君の古いナビのデーターでは461号線と349号線が繋がっておらず、果たしてどんな山道が待ち受けているのかと不安に思いながら走っていると、なんと立派なトンネルで二つの国道は繋がれていました。 現在の時間は午後1時30分です。オヤジの体力の衰えを考慮してかなり緩めの計画をしたおかげで時間が余り過ぎてしまいました。今日のキャンプ予定地にはあと10kmほどで着いてしまいます。
14時06分、塙町役場に到着。
実は今日のキャンプ場はあらかじめ電話で予約をしてあり、その手続きの為に町役場に寄ったのです。
行き当たりばったりの野宿はさすがにもう疲れるので、あらかじめネットでキャンプ出来そうな候補地を探しておいたのですが、このキャンプ場は事前の申し込みが必要となっていましたので電話で確かめたところ、申し込みには所定の用紙での提出が必要との説明でした。
と言うことは役場の窓口に直接行ける人しか利用できないわけで、困っていると、電話対応してくれた女性職員の方が代わりに代筆して申し込んでおいてくれると言うのです。なんという親切な方でしょう!有難く申し出をお受けして予約することにしました。その代わり当日は必ず就業時間内に役場に行き、ちゃんと利用手続きすることを約束しました。
と言うことで、今日のスケジュールにかなり余裕を持たせたのは、この様な背景もあったのです。親切な「おねえさん」からキャンプ場の使用許可書を受け取り、経理の窓口で利用料金700円の支払いをして無事手続きを済ませることが出来ました。
キャンプ場は「塙ふれあいの森」といって国道から1km程山のなかへ入ったところに有ります。ここには昨日のキャンプ場と違って柵もゲートも無く、自由に出入りが出来るので安心しました。こういった情報も事前に確認しておく必要がありますね。次回からの教訓です。
キャンプ場の駐車場には土木関係の人らしい二人づれが休憩をしていました。他には誰もおらずその夜は広いキャンプ場におやじがたった一人でした。 出掛ける前の天気予報ではそろそろ今夜あたりから天候が崩れてきそうなので、スマホで確認しようとしましたが、おやじの携帯のキャリヤは楽天なのでカバーしているエリヤが狭く電波が入りません。休憩していた二人連れに聞くと「曇り予報だよ」と教えてくれました。 ラジオで天気予報が聞けないかといろいろ試してみたのですが受信できたのはローカルのFM局がひとつだけでした。しばらく聞いていましたがMCのおしゃべりと音楽が流れるばかりでお天気の情報はいっこうにありません。
夕食を済ませ、真暗になってそろそろ寝ようかというころになってようやくラジオから天気予報が流れてきました。しかし残念ながらこれが全く役に立ちません。 なぜかと言うと、予報で「陸中」とか「陸前」とか言われてもそれがどこの地域を示すのかおやじにはサッパリ見当が付かないからです。自宅にいる時も天気予報を聞くたびにいつも疑問に思っていたのですが、なぜ天気予報は変な江戸時代の領地のような名称を使うのでしょうか?他所から来た者には全く理解不能です。
今日はかなりのゆとり走行で9時間29分、316.7kmでした。夕食をつくる時間は十分有ったのですが、かたずけが面倒なのでスーパーの買い出しで済ませました。(^^;)
駐車場の片隅に休憩用の東屋がありましたので念のためパリダカ君はその軒下にいれて、万が一雨になってもテントの撤収や荷造りがし易いようにしました。
キャンプサイトは木立の中に所々平坦な場所が有って快適そうです。奥の方に大きな炊事場所とトイレが有りました。
3日目:5月21日 4時44分 曇り
気温は約11℃、幸い雨は降っていませんがどんよりとしたお天気です。
今日は出発する前に朝一番にパリダカ君のエンジンオイルのチェックを行いました。実は昨日町役場の駐車場に止めた時に地面にオイルのシミが有るのに気付き、調べたところドライブシャフトのオイル漏れであることが判りました。
前日の「坂田ヶ池総合公園」ではオイルの跡は有りませんでしたので、昨日の走行中に持病(以前からこの兆候はありました)が再発したものと思われます。
オイルレベルゲージをチェックすると下限ぎりぎりの線まで減っていました。自宅を出発する時は上下限の中間あたりまで入っていましたので、かなり減っているようでチョット心配です。
しかしここまで来たからにはこのまま旅を続けるしかありません。進んでも戻っても自宅までの距離は大して変わらないからです。オイルの状態をこまめにチェックしながら走ることにします。
塙町役場から少し先の矢祭で未走行区間の国道289号線へ入り、続いて国道349号線で平田村へ向かいました。 国道349号線は山間部の集落をむすぶ狭い一車線道路で、山間をくねくねと走り路面はお世辞にも良いとは言えません。平田村で国道49号線に入り郡山に向かいます。 曇り空のおかげで気温は朝からあまり上がらず、走行風を受けてかなり寒さが堪えます。
6時30分、セブンイレブンで休憩を取った辺りから小さな雨粒が落ち始めました。雨はそんなに長続きせずにすぐに止んだのですが、今日の最終目的地である蔵王は、事前の調査では周辺のキャンプ場はまだ冬季閉鎖中でどこも開いていません。 適当な空き地を探して野宿をしなければなりませんが、雨中での場所探しとなるとかなりしんどそうです。もう少しお天気の様子を見てからそのあとで今夜の予定を決めるようと思います。
郡山には7時27分に到着しました。次に向かうのは浪江でそこから新たに国道49号線を制覇する予定なのですが、浪江まで行く道はもう全て走行済みですので出来るだけ距離を詰めて時間を稼ごうと思います。 なので全てナビに任せて走ることにしました。結果的にこれが功を奏したのですが、とにかくナビ任せの走行は県道や国道が目まぐるしく変わり、自分の現在位置が今どこを走っているのかさっぱり分からなくなります。案内されて着いたのはこれから走る予定の国道49号線の途中で、浪江を10km以上も行き過ぎた地点でした。 ナビはそこから浪江に戻るのが最短であると判断したようです。
浪江までの10kmが余分になるのでナビに向かって心の中でぶつぶつ文句を言いながら走っていると、浪江の手前約3kmのところで数人の人がいて通行止めの合図を送ってきました。 聞けば、この先はまだ線量が高くて通行できないそうです、もし、ナビに案内させずに自分で地図を見て効率優先で南からのルートでアプローチしていたら同じようにどこかで通行止めに会い、予定のコースに戻るにはかなりの迂回を余儀なくされていたと思われます。 結果的にナビに従ったおかげでここはUターンするだけで済みました。ここのところトラブル続きで少々厄介者ぎみのナビですが今回だけはナビに感謝しないといけません。 それにしても事故の後遺症がいまだに残っているという現実にあらためて原発の安全性について考えさせられた出来事でした。
先程の出来事でもう一つ感じた事があります。このあたりの道路がやたら整備されていて立派なのです。アスファルトの路面には凹凸ひとつ無くどこまでも平らで、まるで昨日今日舗装されたばかりの様に真っ黒です。 たぶん3.11の復興資金で整備されたのであろうと思われますが、この辺りの地形は比較的平坦で人家も少なく道路もあまり使用された形跡がありません。それに引き換え、今朝通って来た山あいの部落を結ぶ国道349号線の曲がりくねって狭い荒れた路面を思い出すとなにか複雑な思いがしました。
9時23分、福島の手前約17kmのところにホームセンターの「カインズ」が有りましたので、ここでエンジンオイルを購入して補充することにしました。とにかく今できることはこの対処療法しかありません。取りあえずレベルゲージの上限まで補充しておきました。 福島からは国道115号線を制覇した後、国道49号線へ移動して角田へ向かうのですが、先を急ぐため伊達市の国道4号線までの落穂拾いはキャンセルします。
12時26分、角田を経て国道113号線で白石までやって来ました。お天気は相変わらずの曇り空ですが、途中小雨のパラついていたところもありましたのでやはり今夜は民宿に泊まることにします。事前に調べておいた山形市の民宿に電話をいれ予約をしました。取りあえずこれで野宿の心配をしないで少し安心して走ることがでます。
白石からは国道457号線へ入り、蔵王高原の中を抜けて山形自動車道の宮城川崎ICまで行き、そこから以前崖崩れの為に走れなかった国道286号線の未走行区間を目指します。
13時21分、国道286号線へでました。途中少し雨もありましたがすぐに止み、何とか天候は持ちこたえています。 しばらく前からガソリンの残量が気になり、明日の朝の事もあるので今のうちにどこかGSで給油をしたいと思いながら走っていますが町並みはどんどん寂しくなるばかりで一向にGSは現れません。仕方がないのでナビで最寄りのGSを探すと6km程戻ったところに一軒あることが判りました。
ガソリンも満タンになり、宿も手配済みなので気分的には余裕です。山形に向けて快調に走っていると笹谷峠の手前で並走していた車たちが次々と高速のIC方向へ進路を変えていきます。結局笹谷峠に入っていったのはおやじのパリダカ君だけでした。 峠の長さは約10km位でヘアピンカーブが連続して出てきます。カーブは結構きついのですがわりと道幅も広く勾配もあまり急坂ではないので一昨年走った国道472号線の楢峠(オヤジが走った日本中の酷道の中で断トツの一位です)ほどひどくは有りませんが普通車が全員避けたのも頷けます。それに大型バイクには少々キツイかも知れません。 ひょっとしたら前回(22年前)アフリカツインで走らなくて正解だったもしれないなどと少々弱気な考えが一瞬脳裏をかすめましたが、22年前と今では体力的に全く違いますからそんな想像をすること自体が歳をとった証拠でしょうか。(ーー;)
一時間ほどで峠を下り国道13号線に出て「民宿食堂武蔵」へは15時10分に到着しました。今日の降水確率は40%でしたが何とかあまり濡れずにここまで来ることが出来ました。
民宿に到着して荷物を下ろした直後に本格的な雨が降り始めましたのでぎりぎりセーフ。今日はツイテいました。(^^)
「民宿食堂武蔵」はその名の通り一階は食堂で、二階にお風呂とトイレが共用の客室が4部屋ありました。明日の朝は早く出発したいので朝食ナシの今日の夕食だけお願いして、料金は3,630円也。かなりお安いと思います。
客はおやじ一人だけで食事は部屋まで運んでいただけました。結構ボリュームもあり、とりわけ「おひつご飯」には驚かされました。最初、ご飯のお茶碗がないので忘れたのかと思いもらいにいったら、おひつから直接食べてくださいといわれ、辺りを見渡すと食堂のお客さんもおひつから直接ご飯を食べていました。
「おひつご飯は」は山形ではあたりまえなのでしょうか?それともこの食堂だけ...?
すぐに家族にLINEで写真を送ってひとしきりこの話題で盛り上がりました。
それと食事をしようとしてもう一つ驚いたのが、三日間アクセルとブレーキを操作し続けていたせいで右手の指に全く力が入らくなったことです。おかずをつまもうとしても箸がうまく使えません。お米は下からすくって食べれば良いのですが、おかずはなかなかつまめず苦労しました。
左手のクラッチを握る指も結構疲れるのですが疲労が蓄積して握れなくなるというようなことは有りません。なのに右手の指がたったの三日間でここまで力が無くなるのは初めての経験でした。
やっぱり歳のせいでしょうか?
ちなみに本日の走行は10時間36分と367.6kmでした。
4日目:5月22日 4時34分 雨
宿を出てすぐに雨が降り始めましたが出かける時に予め雨対策をして出発しましたので焦ることなくそのまま走り続けます。 米沢へ向かう国道13号線は片側2車線の高速道路のように良く整備された道で、早朝の為交通量もほとんど無く雨にもかかわらずガンガン飛ばします。
5時09分米沢到着。実は今回残念だったのは、途中13号線から分岐している国道399号線(図中青線)の鳩峰峠がまだ冬季閉鎖中で通行できなかったことです。ここも永遠の未走行国道になりそうです。
米沢からは国道121号線で喜多方経由で会津若松へ向かいました。 会津若松からはプランが二つあり、プラン①はこのまま国道121号線を南下して下郷で国道289号線へ入る案と、もう一つのプラン②はもし会津若松に9時までに到着することが出来て時間に余裕があれば、国道401号線と400号線を攻略してから国道289号線へ入ろうというものです。 その判断基準の会津若松には、高速道路並みの国道13号線と早朝出発を可能にした民宿泊のおかげで、予測よりはるかに早い6時14分に到着出来たので迷わずプラン②を実行することにしました。
6時35分、相変わらず雨は降り続いています。入り口を探すのに少々手間取りながらなんとか国道401号線へ進入。山越えの道にはまだあちらこちらに雪が残っており、雨と風で非常に寒くグリップヒーターはつけっぱなしです。 昭和村から南会津を経由するルートを2時間程走り、8時41分に会津下郷に到着しました。ここから国道289号線に入り、「道の駅下郷」で暖かいコーヒーと大福饅頭を食べてやっと人心地が付きましたが、雨はますます激しくなる一方で気温も下がりコンディションは最悪です。
休憩を終えて峠を下ってくると次第に雨も上がって白河に着くころには道路も乾いてきました。白河で国道4号線を横断して国道289号線で棚倉へ向かいます。棚倉からは2日前にキャンプした塙町を再び通り、矢祭から太子町へ向かいます。 棚倉でまたいっとき雨に会いましたが矢祭では雨はふたたび上がり、降ったり止んだりの不安定な天候です。 今回は雨対策として準備してきたグリップヒーターやハンドガードそれに豚の鼻(さすらい地蔵「持ち物」)が大活躍してくれ助かりました。それにしてもこの時期(GW過ぎ)の東北ってまだ寒いんですねえ。昔の記憶(前回の東北ツーリングは22年前です)を呼び覚ましながら走りました。
太子町から国道461号線へ入るころから気温も上がり少し暖かくなって走るのも楽になってきたのですが、ナビは相変わらず不調で電源をモバイルバッテリーに変えてみても「自動シャットオフ」の症状は消えません。
13時13分矢坂で国道4号線と3km程重複したあとそのまま461号線を日光に向かって走行し、今市で宇都宮へ向かう国道119号線(日光街道)へ入りました。 ゆとり計画のお陰でかなり時間の余裕が有ったので、すぐに宇都宮市内へは行かず、手前の宇都宮市徳次郎町で西に変針して国道293号線を那珂川町まで走ることにしました。那珂川町でUターンをして「さくら」まで戻り、そこから国道4号線を経由して宇都宮市内へ入りました。
16時34分、今日の宿泊予定の「ザ・グランドスパ南大門」に到着。ここは24時間オープンのスーパー銭湯です。出発前に確認しておいたのですが、最近コロナの影響で24時間営業を休止しているところが多い中でここだけは珍しく宿泊営業を続けていました。
スーパー銭湯はおやじには初めての経験ですが、日曜日の夕方のせいでしょうかコロナ禍にも関わらず館内は結構込み合っていて家族連れがたくさん来ていました。 大浴場でゆっくりと疲れを取り、食堂で「チャーシュー入りキムチチャーハン」の夕食を摂ったあとはすることも無いのでお休みです。だだ、レストルームのリクライニングソファーは表皮がツルツルで体が安定しにくい上に硬くて横幅も狭く、あまり良い寝心地ではありませんでした。 それでも疲れていたせいで朝まで目覚めることなくぐっすりと眠りました。初体験のおやじにはよく分かりませんが、料金や設備はこんなもんなんですかねえ?正直もっと快適かと思っていました。
今日は途中結構キツイ雨中走行も有りましたがかなり頑張りました。12時間と449.2kmです。料金は日曜日なので、土/日/祝日料金の2,200円+深夜料金1,540円で計3,740円でした。
5日目:5月23日 5時01分 曇りのち雨。
外へ出ると空は曇り空ですが地面はびっしょりと濡れて水溜まりが出来ています。どうやら昨夜は一雨有ったようです。 最初のツーリング計画では宇都宮での宿泊は「宇都宮森林公園」でキャンプをする予定でしたが、昨日の天候の具合から雨天時の代替案としてリストアップしていたここ「グランドスパ南大門」に泊まって大正解だったようです。もし屋外で野宿をしていたらかなり撤収に手間取っていた事でしょう。
今日は宇都宮市内と周辺の未走行区間を制覇する予定ですが、結構複雑な走行パターンになりますのでナビが頼りです。なんとかしばらくの間機嫌を損ねずに働いてくれることを祈りながら走りだしました。 未走行路線の国道352号線から121号、123号、408号と順調に周回しているうちにまた雨が降り始めました。結構はげしいく降ってきます。
国道408号線を走ったところで宇都宮での予定を全て完了しました。ここからは一旦東京方面へ向かいますが、少し前からナビの調子が再びおかしくなり408号線から国道4号線へ出るルートが判りません。手作りの「ルートマップ」と勘を頼りに走っており、おおよその進行方向は合っているはづなのですが現在位置がつかめません。 じつは国道4号線へは簡単に行けると思って「ルートマップ」にはこの付近の地図をカバーしていませんでした。
それでも勘を頼りにしばらく走っていると前方に比較的大きな交差点が見えてきました。主要な道路と交わっているようですが交差点の前後では激しい渋滞が発生しており、この渋滞を避ける為にもここらで思い切って国道408号線を離れることにします。
国道4号線が有るであろう方向へ向かって交差点を曲がるとそこは県道47号線でした。
雨は相変わらず激しく降り続いており、ナビも不調でルート探索に苦労しているのに加えて今度はボイスレコーダー(さすらい地蔵「持ち物」)がおかしくなってしまいました。
レコーダー(親機)が子機の信号に反応しないのです。なのでここからは通過時間や通過地点などの情報はおやじの頼りない記憶力だけになりますのでがくんと情報量が落ちます。
8時58分に県道47号線から県道128号線を乗り継いでようやく国道4号線へたどり着くことが出来ました。雨は少し前に止んでおり予定ルートにも乗れましたのでこれで少し気持ちも楽になりました。 9時23分利根川の手前、茨木県猿島郡境町で国道4号線と分かれて国道354号線へ入り、高崎に向かって走ります。 今度はほぼ一直線でナビが無くても道に迷う心配はありません。2時間少しかけて高崎駅の北側を通る国道17号線にたどり着きました。
時刻はまもなく12時になろうとしていましたので、ローソンに立ち寄り休憩することにしました。 休憩のついでにボイスレコーダーの調子をもう一度確かめてみます。子機の送信ボタンをおしても発信のインジケーターランプが点灯しません。このボイスレコーダーは今では貴重な電波を使ったリモート方式なので服の中に親機をいれていても通信が出来るのです。 現在市場に出ている最新の機種は多くが赤外線方式なので親機と子機が直接見通せる環境でないと通信が出来ません。おやじの勉強不足で間違っているかもしれませんが、今使っている電波方式のボイスレコーダーはもし壊れてしまったら二度と手に入らない恐れがあり、通信が不調になってからは正直かなり不安でした。
念のため親機の電池を新しいものと入れ替えてテストをしてみると、な、な、なんと復活したでは有りませんか!故障の原因はただの電池切れでした。
考えてみれば、自宅を出発してから走行中は常に電源を入れっぱなしにしていましたので、ほぼ36時間電池を消耗し続けていた訳で、電池切れになるのも当然でした。
子機のボタン電池は出発前に新しいものと交換しているのにインジケーターランプが点灯しなくてかなり心配したのですが、点灯しなかった理由は親機の電池切のために相互通信が出来なかっただけで子機側の故障では有りませんでした。
やれやれです。\(^o^)/
国道17号線は何度も走っているのですが、本庄と熊谷の間の約20kmだけがまだ未走行で残っています。 今日はここを開拓してから熊谷で国道407号線に入り、足利の手前の国道50号線を前橋方面へ走って途中の赤堀でキャンプをしようと思います。
「赤堀せせらぎ公園」には15時11分に着きました。ここも事前に探してリストアップしておいた場所ですが、この近辺にはほとんどキャンプ場がなく、ここ以外に他に選択肢がありませんでした。
実は公園に到着したあとおやじにしては珍しい出来事がありました。今日もかなり早く着いたので時間潰しを兼ねて前橋方面へ買い出しに出かけました。走っているとホームセンターとスーパーマーケットにドラッグストアが連なった大型の商業施設を見つけたのでそこへ買い物に立ち寄ったのですが、 そこの駐車場は3店舗が共用しているために少し変則的な形状をしており入口と出口が違う場所になっていたので、買い物を済ませて出る時にうっかり間違えて反対方向へ出てしまったのです。
キャンプ場を出る時に国道からの目印はしっかり覚えておいたのですが、いくら走ってもいっこうにその目印が現れません。もしかして見落としたのではと思い引き返してみてもやはり有りません。 帰宅ラッシュで交通量も増えて走りが難しくなった上に西日で視界はどんどん悪くなり交通標識も逆光で全く読めません。相変わらずナビは役に立たたないので完全に迷子状態になってしまいました。 これまではかなり方向感覚には自信があって、知らない土地をほぼ勘だけで走っても滅多に道に迷うことはなかったのですが、正直今回だけは焦りました。最後は通りかかった学生さんらしき青年に道を尋ね、スマホで検索してもらったらなんと10kmも離れていました。 何とかキャンプ場には戻ることが出来ましたが、かなり時間を浪費してテントを張る頃には辺りはすっかり薄暗くなってしまいました。
公園はかなり広く、キャンプサイトも一面草が生え快適そうです。デイキャンパーが二組いただけで夜間はおやじ一人になりました。
半日近い雨中走行とナビの不調やボイスレコーダーの故障(ただの電池切れでした)に加えて「迷子騒動」も有り大変な一日でした。(^^)「本日の走行:10時間10分、346.2km 」
(この写真は次の日の朝に撮ったものです)
6日目:5月24日 5時04分 晴
最終日です。天気は晴れで久しぶりに気持ちよく走れそうです。 今日は秩父の山岳地帯を抜けたあと十国峠と麦草峠を経由して諏訪湖へ出る予定です。ルートのほとんどが峠越えですのでお天気が良くてやれやれです。
キャンプ場を出てまっすぐ国道462号線へ入り、伊勢崎市内を抜けて本庄駅の近くで国道17号線に到着しました。これで北関東の走行目標は全て達成です。 本庄を通り過ぎて寄居までは国道254号線を走り、そこから秩父へ向かう国道140号線へ入ります。ここもすでに走行済みの国道なので次の目標の国道299号線へはナビに任せて走ります...が、ナビの目的地の設定を299号線の出口付近にしていたため、ナビは勝手に近道を選び、県道を走って299号線の途中に出ようとします。 おやじとしてはきちんと299号線の入り口からスタートしたいので、いったんナビの目的地設定をキャンセルして元の国道140号線まで戻り、スタート地点の秩父までは道路標識を頼りに行くことにしました。
気温は約20℃と走るには快適です。道路も地図から想像したほど険しい山道ではなく適度なワインディングで快調に走ることが出来ました。出口の国道462号線との合流地点には50分程で到着しましたが、このまま国道299号線を走り続けて諏訪まで行く予定です。この先のルートは今から20年前と18年前の過去に2回、XRV750アフリカツインで既に走っていますので新しい記録としてはカウントされません。
8時27分、日航機が墜落した御巣鷹山慰霊碑の登山道前を通過して十国峠に入りました。峠は狭い一車線道路でカーブや坂の勾配はあまりきつくはありませんが見通しが悪いので対向車との離合に備えて低速運転で走ります。 頂上付近はなだらかなアップダウンが続きどこが本当の頂上なのかよく分かりませんでした。 1時間ほどで十国峠を越えて佐久穂に着きました。ここで国道141号線と合流しますが数キロで別れて再び八千穂で299号線の単独路線になります。 八千穂から茅野の間には別荘地が点在しスキー場等のリゾート施設が多数あって道も綺麗に整備されており非常に快適な場所でした。一番頂上の麦草峠の標高は2,120mで路肩にはまだ雪がのこっていてかなり寒かったです。
このように道路は良く整備されており緩やかなカーブの快適なワインディングロードなのですが、どうしてかコーナリングがキレイに曲がれません。 特に下りカーブではコース取りが一定せず、ハンドルがぐらぐらしてまるで免許取りたての初心者のような運転になってしまいました。自分でも少し情けなく思いながらそれでもスピードを出来るだけ押さえて慎重に走り、約40分ほどかけて峠を下って10時45分に国道20号線に出ました。
このヘタクソな運転の原因ですが、帰宅してから思ったのですが、多分この時は筋肉がかなり疲労していてイメージ通りに体が動いてくれなかったのだと思います。 その証拠に、帰宅したあとブレーキを踏む右足のふくらはぎの筋肉痛が治るの1週間以上もかかり、右手の指にいたっては箸もうまく使えず爪切も出来ない状態がしばらく続いて、物が正常に掴めるようになるのに更に2週間以上もかかりました。あの時は相当筋肉が疲労していたのだと思います。こんなに回復に時間が掛かるのは初めてです。
茅野で国道20号線を横断したあと県道16号線で諏訪湖の南岸を回り、岡谷で再び国道20号線へ出て11時27分に最後の工程の国道19号線との分岐に到着しました。あとはひたすら国道19号線を走るだけです。 丁度お昼時でしたので、すぐ近くに有った「すき家」へはいり、ふんぱつして「うな牛」を注文したのですが出てきたのを見てチョットがっかりしました。 ウナギはたったの一切れで、そのウナギのスペース分だけ牛が少なくなっているのに結構な値段です。これだったら「牛丼の特盛+シジミ汁+たまご」の方がよかったナア...などと思いながら、期待しすぎたこちらが悪いのでおとなしく食べて店を後にしました。
ここからLINEで家族に帰宅の予定時刻を知らせ、最後に事故などを起こさないように道の駅で休憩を取りながら安全運転を心がけて帰路に着きました。
16時23分帰宅。本日の走行は11時間19分、390kmでした。
ツーリングを終えて
今回は5泊6日かけて2,388km走り、そのうち新しく走破した距離は1,109kmでした。正確な集計はこれからですが、たぶん今回で全国国道制覇の達成率は距離ベースで96%ぐらいになったはずです。 したがたってあと残すは約2,000km足らずですが、今回のツーリングで判ったことは、今のおやじは若いころと違って長旅での体力の消耗が想像以上に大きく、また回復にも時間がかかるということです。次回のツーリングはこの経験を生かして相当慎重に計画を立てないといけません。 ともあれ残された時間はあまり長くはありませんので、この先も頑張ってゴールを目指したいと思います。(^^)
追伸:天気予報の結果ですが、4日目と5日目は大ハズレでした。(^^;)
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