涸沼自然公園キャンプ場ー茨城県東茨城郡

涸沼自然公園キャンプ場

利用1999年5月5日 ホンダV45マグナ
テントサイトは最大250張のテントが設営可能な大型キャンプ場で、よく手入れされた芝生のオープンサイトです。

涸沼自然公園キャンプ場

涸沼自然公園キャンプ場
茨城県東茨城郡茨城町
キャンプ場は「涸沼自然公園」の敷地内にあり、四季折々の楽しみがたくさんあります。


松島海岸

6時49分、宮戸島のキャンプ場をいつもより少し遅めに出発。
県道227号線「奥松山ライン」を通って国道45号線へでました。 何度も来てすっかりお馴染みになった松島海岸で記念写真をパチリ。一休みしたあと松山湾の風景を眺めながら仙台へと向かいました。 出発するときは曇っていましたが、前方には青空が見えます。きのうは一日中雨で苦労しましたが今日はどうやら大丈夫そうです。


マップ仙台

仙台から国道4号線を走り、柴田町で左折して国道349号線に入り、阿武隈川沿いに角田市まで走ってそこから国道113号線で相馬市へ向かいました。 9時15分、相馬市に到着して国道6号線に合流。相馬市に着く前にボイスレコーダーの調子がおかしくなって一時録音が出来なくなりましたが、原因はポーズボタンの誤操作と判り一件落着。

相馬市から仙台湾沿いに4km程南へ下がり、国道115号線で福島方面へ向かって再び内陸へ入りました。 福島市の手前の伊達市で国道349号線へ左折。さらに5km程走って月館町で国道399号線へ入りました。左に大きく回って再び太平洋岸へ向かう予定です。

国道399号線

国道399号線_宮城県原町市飯館村泥沼
国道なのに狭い一車線。交差する県道の方が立派でした。

国道399号線は福島市といわき市を結んで山間部を走るつづら折れの細い一車線の国道でした。道路の広さや路面の状態などはほぼ地元の生活道路と同じで、市街地ではどちらが国道か市道なのか見分けが付かず、おかげで途中何度も道を間違えてルートから外れてしまいました。

12時01分、道に迷いながら津島でなんとか浪江町へ向かう国道114号線に入ることが出来ました。気温も上がりだいぶ暑くなってきましたのでここでオーバーパンツを脱ぎました。 浪江町からは国道6号線で海沿いに双葉町まで行き、そこで国道288号線に折れて内陸に入り、田村で再び国道399号線に合流しました。

国道399号線に復帰していわき市へ向かって走っていると、20km程行った川内村で突然「国道399号線全面通行止」の標識が現れました。 いわき市まではあと30kmちょっとです。地図を見ても国道6号線へ出る迂回路は無く、いわき市に行くには双葉町まで引き返す以外に方法は有りません。これではかなりのタイムロスになります。 念のため、近所の庭先にいたお爺さんに様子を聞いてみると、「いわき市の方からバイクが通って来た」と言うので、お爺さんの言葉を信じてとりあえず通行止めの現場まで行ってみることにしました。


国道399号線

案内標識から10km程走ったところが通行止めの現場でした。山側の側溝を残して道路が完全に崖下へ崩落しています。

お爺さんの見たバイクというのは多分軽量なオフ車に違いありません。 荷物満載のナナハンで、一本橋のような側溝の上を走るのはちょっと勇気がいります。 少しでもバランスを崩したら崖下へ真っ逆さまで一巻の終わりです。 でもいわき市はもうすぐそこです。今更引き返すのも癪に障りますのでなんとか突破を試みることにしました。

側溝は道路から15センチほど高くなっており、しかも山肌に接していますので直角には乗り上がれません。斜めアプローチしか方法がないので、陥没の少し手前で挑戦しましたが、段の側面でタイヤがスリップして一回目は見事横転してしまいました。重い車体を引き起こして再挑戦。 左右に振られながらなんとか側溝の上に乗ることが出来、無事一本橋を渡り切ることが出来ましたが最初の転倒でマフラーには無残な傷が..(;_;)

<福島県いわき市小川町上小川>崩落現場は屹兎屋山の麓で、道幅が狭く急カーブや急勾配区間が連続するなど、課題のあった区間ですが、2022年9月に十文字トンネルが開通してここを迂回できるようになりました。


なんとか崩落現場を通り抜けて、15時10分、無事にいわき市に到着。大きなスケジュールの遅れも無く、いわき市からは国道6号線を太平洋に沿って淡々と南下。ひたちなか市を過ぎて大洗町で県道106号線に入り、18時20分に涸沼(ひぬま)自然公園キャンプ場に着きました。

涸沼自然公園キャンプ場

ゴールデンウイークも最終日で、おまけに時刻も18時を過ぎていますのでキャンパーは全て帰ってしまい誰も居ません。ここはただの広場のような場所なのに2,000円も取られました(ꐦ°д°)。 オヤジには必要無いのですが、領収書を見るとこの金額にはどうやら三つの公園(涸沼自然公園、広浦公園、親沢公園)の施設使用料も含まれているようです。気を取り直して近くの国民宿舎へ行き、お風呂に入ってサッパリとしてきました。

今日はミスコースはするは、転倒はするはで散々な一日でしたが、11時間30分と429kmで無事終了です。




5月6日(最終日)

マップ千葉

今日で最終日です。昨夜から雨が降り出して今朝もまだ小雨が残っているのでカッパを着て出発することにします。キャンプ場を出て昨日来た道を大洗まで戻り、そこから国道51号線で鹿島へ行きました。休憩のために自販機に寄り、肌寒いのでホットコーヒーで暖まろうと思いましたがもうホットは売っていません。残念!(--)
鹿嶋から国道124号線で銚子まで走り、利根川を渡った水郷道路(R356)との交差点でUターンをして、来た道を少しルートを変えてまた鹿嶋まで戻りました。

鹿嶋から国道51号線で佐原へ向かい、途中コンビニに立ち寄って朝食。この辺りは雨は降っておらず、いつの間にか道路は乾いていました。 国道356号線(利根水郷ライン)で銚子へ行き、せっかくなので観光名所の犬吠埼まで足を延ばして太平洋を拝んで来ました。

犬吠埼

9時56分
千葉県銚子市_犬吠埼
また雨が降り始めました。


銚子からは国道126号線で東京湾に向かって走ります。この辺りは若いころ(20代の半ば)、ジャイロコプターの飛行練習をするためにしょっちゅう訪れていました。 横芝町の自動車整備工場を拠点にして、九十九里浜の海岸や旭市の旧海軍香取航空隊の滑走路跡でジャイロコプターを飛ばしていました。当時ジャイロコプターはまだあまり一般に知られておらず、全国でも数人しか飛んでいませんでした。当然飛行免許などは無く、見様見真似の全くの自己流のフライトで、正直あまり安全とはいえませんでした。

国道126号線


国道126号線_千葉県山武市松尾町八田

走りながら記憶をたどってみましたが、街の様子はすっかり昔と変ってしまい、拠点にしていた自動車整備工場も見つけることが出来ませんでした。


東金市街の国道126号線はノロノロ運転でしたが、市街を過ぎて国道128号線に入ると渋滞も無くなって普通に走れるようになりホットしました。 11時48分、茂原の手前のマクドナルドで昼食。ここから国道409号線に入って木更津へ向かいます。 13時22分、国道16号線と交差。アクアラインの連絡道に到着。

アクアライン_海ほたる

一年半前に開通したアクアラインは少し期待ハズレでした。早々に後にして東京湾を横断。

14時30分、出口を間違えて港北ICで高速を降りてしまい、東名高速へ入る国道246号線が見つけられずに苦労しました。しばらく勘だけで走っていましたが、最終的にガソリンスタンドで道を教えてもらって何とか横浜青葉ICから東名に乗ることが出来ました。

19時58分、無事我が家に到着。今日の走行は一般道を256kmと高速を402kmのトータル658kmでした。


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